「第14回MMD杯」の版間の差分

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*>桃黒舞台行也
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*>呉鎮守府第101特別陸戦隊
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== 概要 ==
== 概要 ==
08年から半年に一回開催されるおそらくMMD関係では最大規模の大会。元々教徒は疎かなんJ民とも殆ど縁がないニコニコ動画での大会であったが、1月19日、[[Altail]]氏によるMMD杯の予選動画[http://www.nicovideo.jp/watch/sm25379321 【第14回MMD杯予選】声なき声に力を。]が投稿されたことから騒動が始まる。
08年から半年に一回開催されるおそらくMMD関係では最大規模の大会。元々萌え豚に対して強い嫌悪感を抱いているなんJ民や教徒とは殆ど縁がないニコニコ動画での大会であったが、1月19日、[[Altail]]氏によるMMD杯の予選動画[http://www.nicovideo.jp/watch/sm25379321 【第14回MMD杯予選】声なき声に力を。]が投稿されたことから騒動が始まる。


その後27日に尊師の[[唐澤貴洋(MMDモデル)|MMDモデル]]が[[唐澤貴洋掲示板#麻原彰晃掲示板|アサケー]]に投下され、他の教徒らも本選から今大会に参戦することになる。<ref>この大会の予選は言わば「宣伝」に近いものであって、投稿することにより多少のボーナスがもらえる程度であり最初から予選用動画を上げなくても参加できる。</ref><br/>
その後27日に尊師の[[唐澤貴洋(MMDモデル)|MMDモデル]]が[[唐澤貴洋掲示板#麻原彰晃掲示板|アサケー]]に投下され、他の教徒らも本選から今大会に参戦することになる。<ref>この大会の予選は言わば「宣伝」に近いものであって、投稿することにより多少のボーナスがもらえる程度であり最初から予選用動画を上げなくても参加できる。</ref><br/>
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その主たるものは動画に対する「工作」の問題であった。MMD杯は代々ポイントの判断基準が「マイリストの登録数」に限られており、このマイリスト登録数はニコニコのシステムの欠陥によりツールを利用した操作が容易であるという問題があった。そのため次第に「応援したい動画を工作し強引に上位に持ち上げる」という行為が横行するようになった。特にこの問題は第10回から顕著になっていたとされる。また、工作された動画は否が応にも批判の対象となるため、今度は「アンチが蹴落としたい動画をあえて工作し評判を失墜させる」という行為が懸念されるようにもなり、実際にそのようなことが行われたりもした。
その主たるものは動画に対する「工作」の問題であった。MMD杯は代々ポイントの判断基準が「マイリストの登録数」に限られており、このマイリスト登録数はニコニコのシステムの欠陥によりツールを利用した操作が容易であるという問題があった。そのため次第に「応援したい動画を工作し強引に上位に持ち上げる」という行為が横行するようになった。特にこの問題は第10回から顕著になっていたとされる。また、工作された動画は否が応にも批判の対象となるため、今度は「アンチが蹴落としたい動画をあえて工作し評判を失墜させる」という行為が懸念されるようにもなり、実際にそのようなことが行われたりもした。


特に第12回MMD杯は大きな問題になった。この頃、DMMのブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」(以下:艦これ)がネット上でブームとなっており、MMDモデル等も多く作られたが、この大会から審査員に艦これの開発元、[http://www.kadokawagames.co.jp/ 角川]の関係者が加わった上、テーマに「女子力(物理)」といった狙い撃ちしたようなものが加わり、さらに上位を艦これ動画が占領したため、掲示板など各所で「これは角川による出来レースだ」という疑惑が噴出。さらに第13回MMD杯でもこの流れは続き、またMMD杯のリアルタイムデータを解析・閲覧できるサイト「Angel-Cup」の外部リンクに艦これ系まとめブログ「艦これまとめ速報~かん速~」が薄い文字で追加されるという[http://i.imgur.com/mgW0O9D.jpg どこかの無能]を髣髴とさせるような所業が問題となり、「DMM杯」と揶揄されるようになっていた。
この頃、ニコニコ動画やアフィリエイトブログ等のネット上においてDMMのブラウザゲーム「'''艦隊これくしょん~艦これ~'''」(以下:艦これ)の大々的なステルスマーケティングが展開されており、同作品のキャラクターである艦娘のMMDモデル等も多く作られたが、「ニコニコ動画」の運営元であるドワンゴ社が株式会社KADOKAWA([http://www.kadokawagames.co.jp/ 角川ゲームス])に買収されたことを背景に同サイト上における艦これのステマや宣伝工作が露骨さを増して多くのユーザーの反発を買い、更にはKADOKAWA主導による慣れない動画サイト運営の不手際に起因する設定の改悪が度重なったこともあって、2013年11月から2014年11月にかけてのニコニコ動画・生放送・静画の月間総アクセス数が軒並み4割近くも激減<ref>[http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1420107933/ ニコニコ動画の視聴者数激減wwwwww]</ref>してしまい、ニコニコ動画を最大のポータルサイトとしていたボーカロイドコンテンツの衰退の要因になる等の弊害を招いた。
 
そんな深刻な状況下のもとで2014年1~2月に開催された「第12回MMD杯」ではそれらの問題がより顕著に表面化した。この大会から審査員に艦これの開発元であるKADOKAWA・DMM両社の関係者が多数加わった上、テーマに「女子力(物理)」といった明らかに艦これを対象に狙い撃ちしたようなものが選ばれ、さらには大会内での露骨な艦これ優遇工作によりランキング上位のほとんどを艦これMMD作品が占拠、掲示板など各所で「これは角川による出来レースだ」という疑惑や不満が噴出する結果となった。この流れはさらに続く「第13回MMD杯」でも踏襲され、テーマが「海」とまた明白に艦これを対象に狙ったものにされた他、MMD杯のリアルタイムデータを解析・閲覧できるサイト「Angel-Cup」の外部リンクに艦これ系まとめブログ「艦これまとめ速報~かん速~」が薄い文字で追加されるという[http://i.imgur.com/mgW0O9D.jpg どこかの無能]や2012年ステマ騒動で炎上したやらおんを髣髴とさせるような所業が大きな問題となり、ついには「'''DMM杯'''」と揶揄されるようになった。


この艦これ問題の根底にはMMD外の各所でも問題となっていた艦これを含めた各ジャンルの対立煽りの空気があり、その結果杯は「容易に操作可能な数字で決着をつける」という大会の特性に目を付けた信者・アンチ・愉快犯による工作合戦・コメント荒らし等の行為で大荒れとなり、いつしかMMD杯は「誰が優勝しても喜べない」大会となってしまっていた。
この艦これ問題の根底にはMMD外の各所でも問題となっていた艦これを含めた各ジャンルの対立煽りの空気があり、その結果杯は「容易に操作可能な数字で決着をつける」という大会の特性に目を付けた信者・アンチ・愉快犯による工作合戦・コメント荒らし等の行為で大荒れとなり、いつしかMMD杯は「誰が優勝しても喜べない」大会となってしまっていた。
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=== そして勝利、尊師MMD動画上位独占 ===
=== そして勝利、尊師MMD動画上位独占 ===
3月に入るとMMD杯も佳境となる。ここに来て4動画のマイリス数にはほとんど動きがなく<ref>この理由については「あと数日の時点で逆工作を実施され、挽回するには露骨な工作を行う必要があるため今まで『工作はない』としてきた既存ジャンルには行いづらい」とされている</ref>、そのまま順位が固定され尊師動画が表彰台を独占する可能性が濃厚となった。他住民からの除外意見が高まり激しいレスバトルとなるものの、3月2日に杯運営側の人間である[[ビームマンP]]が自身の生放送にて「工作されたからといって除外するわけにはいかない」「(誹謗中傷がルーツのコンテンツだという意見に)東方やボカロ等一部を除いて参加しているジャンルは皆真っ黒」「残念ながら今回の結果はああいう感じになります」という趣旨の発言<ref>[http://www.nicovideo.jp/watch/sm25719451  ビームマンP、一般男性について語る - ニコニコ動画]</ref>をしたことにより除外の可能性は薄くなり、いよいよ大団円に近づいていく。
3月に入るとMMD杯も佳境となる。ここに来て4動画のマイリス数にはほとんど動きがなく<ref>この理由については「あと数日の時点で逆工作を実施され、挽回するには露骨な工作を行う必要があるため今まで『工作はない』としてきた既存ジャンルには行いづらい」とされている</ref>、そのまま順位が固定され尊師動画が表彰台を独占する可能性が濃厚となった。艦これファンを中心とした他住民からの除外意見が高まり激しいレスバトルとなるものの、3月2日に杯運営側の人間である[[ビームマンP]]が自身の生放送にて「工作されたからといって除外するわけにはいかない」「(誹謗中傷がルーツのコンテンツだという意見に)東方やボカロ等一部を除いて参加しているジャンルは皆真っ黒」「残念ながら今回の結果はああいう感じになります」という趣旨の発言<ref>[http://www.nicovideo.jp/watch/sm25719451  ビームマンP、一般男性について語る - ニコニコ動画]</ref>をしたことにより除外の可能性は薄くなり、いよいよ大団円に近づいていく。


3月1日、突如悪魔、脱糞に逆工作がなされた。これに対しスレには様々な憶測が飛び交ったが、カラトラマンの票数がほとんど変わっていないこと(それでも微減していた)、逆工作前は悪魔が1位、脱糞が2位だったことなどから「カラトラマンを1位にするための粋な順位調整である」という結論に落ち着いた。
3月1日、突如悪魔、脱糞に逆工作がなされた。これに対しスレには様々な憶測が飛び交ったが、カラトラマンの票数がほとんど変わっていないこと(それでも微減していた)、逆工作前は悪魔が1位、脱糞が2位だったことなどから「カラトラマンを1位にするための粋な順位調整である」という結論に落ち着いた。
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なお、ランキングから形式上で受賞させた後は 第2部での運営陣・審査員選抜による特別賞・選考委員賞には入賞せず、審査員や運営陣も尊師に対してはノーコメントで結局殆ど触れらないまま閉会式は終了した。余談ではあるが大会終了後4カ月以上経過した7月時点での再生数の伸び率においても艦これMMD作品は3位圏内に入ることはなかった<ref>[http://i.imgur.com/zAX0kEx.jpg 7月時点のランキング]</ref>。
なお、ランキングから形式上で受賞させた後は 第2部での運営陣・審査員選抜による特別賞・選考委員賞には入賞せず、審査員や運営陣も尊師に対してはノーコメントで結局殆ど触れらないまま閉会式は終了した。余談ではあるが大会終了後4カ月以上経過した7月時点での再生数の伸び率においても艦これMMD作品は3位圏内に入ることはなかった<ref>[http://i.imgur.com/zAX0kEx.jpg 7月時点のランキング]</ref>。


===その後・ニコニコ大百科記事改竄事件===
===小関直哉によるニコニコ大百科記事改竄事件===
[[ファイル:第14回MMD杯 受賞作品改竄.png|thumb|240px|最初の改竄]]
{{See also|小関直哉}}
{{See also|小関直哉}}
{{See also|小関直哉特定の軌跡}}
{{See also|小関直哉特定の軌跡}}
[[ファイル:第14回MMD杯 受賞作品改竄.png|thumb|240px|最初の改竄]]


ところが3月8日、ニコニコ大百科の記事「第14回MMD杯」にて、「オメガ」という艦これファンと思われるユーザーにより尊師MMDが受賞作品一覧に表示されないよう改竄され<ref>http://dic.nicovideo.jp/revs/a/%E7%AC%AC14%E5%9B%9Emmd%E6%9D%AF/1-</ref>、これに怒った教徒により本名・住所・各種アカウント・18禁SSなどが開示されたことにより本人も謝罪したため、騒ぎは沈静化したかに見えた。ところが翌9日、「ジェルジェル」というユーザーによりほぼ同様の改竄が行われる。IP等の状況証拠や前日に開示された本人の生活パターンから同一人物ではないかと推測されている。これに対して教徒及び教徒ではない善意のユーザー複数人が差し戻しを行い、16時から約7時間に及ぶ編集合戦が繰り広げられた。大百科運営への通報により「第14回MMD杯」が編集不能になると、「MMD杯問題」に場を移し、こちらでも同様に編集不能になるまで約3時間の編集合戦となった。<ref>http://dic.nicovideo.jp/revs/a/mmd%E6%9D%AF%E5%95%8F%E9%A1%8C/1-</ref>
ところが3月8日、ニコニコ大百科の記事「第14回MMD杯」にて、「オメガ」という艦これファンと思われるユーザーにより尊師MMDが受賞作品一覧に表示されないよう改竄され<ref>http://dic.nicovideo.jp/revs/a/%E7%AC%AC14%E5%9B%9Emmd%E6%9D%AF/1-</ref>、これに怒った教徒により本名・住所・各種アカウント・18禁SSなどが開示されたことにより本人も謝罪したため、騒ぎは沈静化したかに見えた。ところが翌9日、「ジェルジェル」というユーザーによりほぼ同様の改竄が行われる。IP等の状況証拠や前日に開示された本人の生活パターンから同一人物ではないかと推測されている。これに対して教徒及び教徒ではない善意のユーザー複数人が差し戻しを行い、16時から約7時間に及ぶ編集合戦が繰り広げられた。大百科運営への通報により「第14回MMD杯」が編集不能になると、「MMD杯問題」に場を移し、こちらでも同様に編集不能になるまで約3時間の編集合戦となった。<ref>http://dic.nicovideo.jp/revs/a/mmd%E6%9D%AF%E5%95%8F%E9%A1%8C/1-</ref>