「TDN表記」の版間の差分

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>片山行信
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'''TDN表記'''(ただのひょうき)とは、日本のインターネットで使われることが多い表記法である。[[唐澤貴洋wiki:チラシの裏/真夏の夜の淫夢|淫夢]]界隈と{{nicodic|クッキー☆}}界隈、その影響を強く受けている[[なんJ]]を中心によく用いられる。
'''TDN表記'''(ただのひょうき)とは、日本のインターネットで使われることが多い表記法である。TDN式表記法ともされる。[[唐澤貴洋wiki:チラシの裏/真夏の夜の淫夢|淫夢]]界隈と{{nicodic|クッキー☆}}界隈、その影響を強く受けている[[なんJ]]を中心によく用いられる。


== 発祥 ==
== 発祥 ==
元々はTDNのビデオ出演を週刊誌がすっぱ抜いた際に載っていた監督の証言から。最初はこれに倣い主に1章関係者等の本名を伏せるために用いられたが、この表記方法は淫夢コミュニティ内で定着し、2章発掘後にもこの表記方法は広く用いられることとなった。本名を伏せることにより[[セーフ理論|言い訳]]が可能になるらしい。
元々はTDNのビデオ出演を週刊誌がすっぱ抜いた際に載っていた監督の証言から。最初はこれに倣い主に1章関係者等の本名を伏せるために用いられたが、この表記方法は淫夢コミュニティ内で定着し、2章発掘後にもこの表記方法は広く用いられることとなった。本名を伏せることにより[[セーフ理論|言い訳]]が可能になるらしい。
このように発祥は[[例のアレ]]とされるネットスラングだが、現在では伏せ字・異体表記として、AKB48などの影響もあり、イニシャル表記と変わらないほど一般化している。


== 恒心での使用 ==
== 恒心での使用 ==
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|KNS
|KNS
|}
|}
=== 効果 ===
現実的な効果としては以下が考えられる。
* エゴサーチ避け
* 知的財産等の権利侵害の抑止
* 裁判対策
民事裁判における名誉毀損や刑事裁判における侮辱罪が成立するための構成要件である<ref>民事の侮辱(名誉感情侵害)では構成要件とはされないものの、セーフになる可能性は多少上がるとされる。</ref>、「一般の読者が普通の注意と読み方を基準として」対象者を同定できるか?という'''同定可能性'''の概念が論じられることがある<ref>{{archive|https://note.com/keiichirohattori/n/nff3d6e1df105|https://archive.md/cEXeS|侮辱の責任追及に同定可能性は必要か? 【ネット表現を考える】}} - note</ref>。このため、TDN表記をしていることで同定可能性を満たさず、名誉毀損や侮辱罪が成立しない可能性がある。ただし、ネットの[[誹謗中傷]]問題では、その書き込み単体だけでなく、匿名掲示板ならスレッドやトピックのタイトル、[[Twitter]]などのSNSなら投稿者や前後のツイートやリプライ・リツイート関係も考慮して判断されるため、TDN表記だけで逃れられる可能性は決して高くない。しかし、ネットスラングを散りばめた、界隈では通じるが一般人から意味が取りづらい文章が、民事の侮辱・名誉毀損裁判でセーフ(受忍限度内・不成立)となる事件が存在するのも事実である。


== 表記法 ==
== 表記法 ==
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*[[KRSW]]
*[[KRSW]]
*[[例のアレ]]
*[[例のアレ]]
== 外部リンク ==
*[https://en.wiktionary.org/wiki/TDN%E8%A1%A8%E8%A8%98 TDN表記] - Wiktionary(英語版)


[[カテゴリ:用語]]
[[カテゴリ:用語]]
{{デフォルトソート:たたのひようき}}
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