「ステロイド患者」の版間の差分

>貴洋のホルマリン漬
>Ostrich
37行目: 37行目:
実際、その主張は素人目に見ても明白に不可解で無理筋なもの<ref>「頻度不明(医療用語では因果関係が薄いことを意味する)」の副作用の注意義務を主張している、投薬の指示ミスではなく入力ミスであったのに医師の指示のミスであったとするなど</ref>であり、この弁護を行ったことにより、原審において完全には否定されなかった「医師の処方上の注意義務違反」が当審ではきっぱりと否定されてしまった(判決理由の控訴人に対する不利益変更、つまり'''弁護しない方がましだった'''ということ)。依頼者の一縷の望みを代理人の弁護により消し去るという'''最悪の結果'''である。
実際、その主張は素人目に見ても明白に不可解で無理筋なもの<ref>「頻度不明(医療用語では因果関係が薄いことを意味する)」の副作用の注意義務を主張している、投薬の指示ミスではなく入力ミスであったのに医師の指示のミスであったとするなど</ref>であり、この弁護を行ったことにより、原審において完全には否定されなかった「医師の処方上の注意義務違反」が当審ではきっぱりと否定されてしまった(判決理由の控訴人に対する不利益変更、つまり'''弁護しない方がましだった'''ということ)。依頼者の一縷の望みを代理人の弁護により消し去るという'''最悪の結果'''である。


[[唐澤貴洋の裁判一覧/東京高等裁判所平成27年(ネ)第1347号#医事法令社「医事判例解説」による説明|専門誌]]の医師コメントでは、そもそもステロイド剤の副作用で発生した症状か疑わしい、との意見も述べられており、唐澤が[[無能]]だったというだけで完全敗訴に至ったとは言いがたい。しかし、勝ち目がなさそうな案件であっても少しでも依頼人の利益になるような方向に持って行くのが弁護士の仕事であり、そういった判断ができなかったり、判断できるだけの知識も無いのに依頼を受任して結局判決の不利益変更を招いたこと自体がきわめて不誠実であるといえる。
[[唐澤貴洋の裁判一覧/東京高等裁判所平成27年(ネ)第1347号#医事法令社「医事判例解説」による説明|専門誌]]の医師コメントでは、そもそもステロイド剤の副作用で発生した症状か疑わしい、との意見も述べられており、唐澤が[[無能]]だったというだけで完全敗訴に至ったとは言いがたい。しかし、勝ち目がなさそうな案件であっても少しでも依頼人の利益になるような方向に持って行くのが弁護士の仕事であり、そういった判断ができなかったり、判断できるだけの知識も無いのに依頼を受任して結局判決の不利益変更を招いたりしたこと自体がきわめて不誠実であるといえる。


その後、唐澤貴洋は[[炎上弁護士]]にて<ref>194ページ</ref>、「'''医療過誤の被害者の立場に立ち、病院と戦い'''」とまるで弱者救済のため立ち向かったかのようなことを述べているが、この事件を指して言っているのであれば悪徳弁護士の誹りを免れないだろう。
その後、唐澤貴洋は[[炎上弁護士]]にて<ref>194ページ</ref>、「'''医療過誤の被害者の立場に立ち、病院と戦い'''」とまるで弱者救済のため立ち向かったかのようなことを述べているが、この事件を指して言っているのであれば悪徳弁護士の誹りを免れないだろう。
匿名利用者