恒心文庫:罰を与えるモリ。

本文

「森さん、いや森元協会長、後生なのでそれだけは勘弁して下さい。デカチンの黒人にまわされておむつ生活になってもいいんでそれだけは」
裕明が頭を地面に擦り付けて懇願する相手は
かつて公認会計士協会の長を務めた男、森公高である。
森は裕明を一瞥すると薄い唇を開き告げた。
「私は君の犯した罪に応じた罰を与えているモリ。
私が最も嫌がることをやった罰としてもっとふさわしい罰がこれモリ。
そもそも君はもう既に栓がないと垂れ流しでおむつが必須モリよ。
黒人に君を強姦させたとて喜ぶだけモリ、故に私はそこに用意した女を抱けと言ってるモリ。」
裕明の身がわなわなと震える。内心彼はこう思っていた「女のマンコにチンポ入れるだと!?冗談じゃねえ、考えただけで吐き気がする。そんな身の毛がよだつ行為なんてやりたいと思っとことがない。なんとかしないと」
「早くその女を抱くモリ、おおかた、なんとか抱かずに済む方法を考えているのだろうが時間の無駄モリ。」
「せめてニューハーフにして」
「いい加減にするモリ、もう一度だけ言う、その女を抱くモリ」
裕明が号泣し懇願する。
「頼みます!それだけは!」

森公高が目配せをすると男が2人現れ、裕明を拘束し、何やら薬を打った。
裕明の男性器を縛り上げ瞬く間に去勢を施した。そのまま裕明を何処へと連れ去ってしまった。
裕明が目覚ました時、彼は男の象徴を失ったばかりか。肛門すら失い、腰に人工的に穿たれた穴があった、そう人工肛門である。
絶望する裕明の傷が癒えると、また森公高の前に引き出された。
薄い唇を開き森公高は裕明に告げた。
「女は抱かなくていいモリ、だが、今度はそこの男に君の人工肛門を犯させるモリよ。掘られるのが大好きな君にとっては願ってもない罰モリね。」

耳をつんざく男の悲鳴が日本のどこかで響き渡った。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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