恒心文庫:尊師少年「ぱぱーおしっこー」

本文

黒モミ「我慢できなそうか?」
尊師少年「ナリ…」コクリ
黒モミ「しょうがないな、ほら、口をあけろ」ズルゥ
尊師少年「あー」チュパチュパ
黒モミ「あー」ジョロロロロ

子供の、貴洋の白く細い喉が、私の老廃物を嚥下していく。コクリコクリ。
丸みを帯びた柔らかそうな顎をプルプルと震わせ、そして、口元を私の小便で汚しながら。
それでも満足そうに目を細めて、もっと、もっとと舌で鈴口を突くのだ。
柔らかく温かく、むっちりとした口の中を、漂い溶け合う息子と息子。
夢心地に、私は射精していた。
でりゅ、でりゅよ。
そう、咆哮をあげながら。

息子は私の出したものを口の中で転がすと、わざわざ手の上に吐き出し始めた。
黄色く、粘っこく。そして何より醜い、私の欲望の塊が垂れる。
唇の隙間から、あの柔らかな口の中から、真っ赤な舌の先から。
ふくふくとした紅葉の手の平へと、私の過ちが染み付いていく。
唖然とした私を見て、貴洋は口元から舌先を覗かせた。ちろりと、蠱惑的な笑みを浮かべながら。
私は唾を飲んだ。

気づくと、私は貴洋と口をすり合わせていた。
唇をぴったりと合わせ、息もできない程にすすり合っていた。
息も、涎も、そして私自身が出したスペルマも、まるで極上のコース料理の様に万遍無く味わう。
歯をなぞり、舌の根本から先をなぞり、輪郭という輪郭をすり合わせながら、私は私の匂いで息子を染めていく。
俺の息子だ。俺の息子だ。
そういう意思を込めて、私は貴洋の口の中を力強く貪っていく。
強く抱き寄せられて息ができないのか、貴洋は時折体を離そうともがくが、逃がさない。
右腕は貴洋の股下に通され、左腕は頭の後ろから固定され、私の顔の真正面に向かせている。
誰が育てたと思っている。誰がお前を抱きながら毎日を過ごしていたと思っている。
父親としての経験が、何より父親としての自負が、息子を抱きしめ離さなかった。

息子の体から力が抜け、どれ程の時間がたったのだろう。粘質な音だけが耳を打っている。
ふと拘束を弱め、なされるがままとなった息子の顔を見た。
緩みきった輪郭。半開きの口から漏れる、か細い息。そして生臭い、私の、男の匂い。
私の顔は思わずほころんだ。今の息子の瞳、どこを見ているかわからないぼんやりとした瞳いっぱいに、私の顔が映り込んでいる。私は父親なのだ。尊敬されるべき理想像なのだ。
私は喜びの勢いそのままに、息子の半ズボンに手をかけた。今まで味わっていたのは食前酒だ、前菜だ。唐澤貴洋というコース料理を味わい尽くしてはいない。
私は息子のことを把握して、最善の道を指し示さねばならない。それが家長として、父親としての役割だ。心も体も正しくするべきなのだ。
私が。

まるで料理の蓋を開けるように、息子のズボンを下ろす。
あらわになる、白いブリーフ。かつて純白であっただろう、局部を覆う布切れ。良く動き回る子供のために作られた、ゴム製の良く伸びるパンティーは、貴洋のムチムチとした足の付け根に食い込み、いかに肉が詰まっているかを主張している。
私はそっと、パンティーを指にかけ、引きずり下ろした。
そして、驚愕した。
真っ白なパンティーに包まれ、真ん丸い輪郭を保っていた、息子の臀部。
それが、パンティーを外した途端、つっかい棒が取れたかの様に、尻肉が溢れ出したのだ。
まるで氾濫を起こした河川のごとく横に流れた尻肉は、敢え無くピンク色の源流「アナル」をあらわにし、やがて止まった。
それは海を割るモーゼの心持ちであり、またははいどうぞとばかりに差し出された白桃であった。
欲望は瞬く間に溢れだし、私は飢えた餓鬼の様にむしゃぶりつく他無かった。

ほかほかと湯気を上げる尻肉は、表面に軽く汗をかいていた。まるで蒸したての小籠包の様だ。幾つもの旨味が、桃色の肌に薄い跡を残しては滑り落ちていく。
私はいてもたってもいられず、その跡を追い駆け回した。一つも逃がさないとばかりに尻肉の上で踊り狂った。尻肉はまるで海の様に深く広く柔らかく、波打つ肉に私はサーファーの様に心躍らせた。
そして世界を股にカける冒険者のごとく、奥へ奥へと出発進行。ちんぽこトレインはまだまだ現役で原液充填。慎重に、はやる心の催促を抑えつつ、しかし最速で秘境へと向かっていく。
危ない!トラップだ!
肛門から吐き出された一本の槍を、私は思わず口で受け止めた。
まだたりないまだたりない。男はいつだって子供心を失わない。いつだって私が主人公なのだ。それ進めやれ進め。お宝はすぐそこだ!

トロトロに蕩けた尻肉を抜けると、そこは逝き国であった。
私はほてった体を冷ます為、ネクタイ、ワイシャツ、ズボンを脱いだ。そしてフィナーレ!ボクサーパンツを派手に脱ぎ散らかし、お立ち台へと駆け登る。さあさお立ち合い。寄ってらっしゃい見てらっしゃい、股間の御旗突き立てて、浮世に花を咲かせましょう。
まさに戦場、ここに参上。準備着々、気分上々。名を上げなければ男じゃねえ、息子の尻穴ひくついて、それを前にびくつくなんざぁ、父親の、いや、男のすることじゃああるめえ。よっ!
花は桜木、チンコは勃起。
息子の震える尻肉尻目に、いつだって私はアナルに夢中。だからアナルにムチュー。
さあ準備だ。こっちは準備万端だ。息子の腰に手をかけて、股間に銃火器携えて、後は号令を待つだけ。号令はまだか。号令はまだか。心臓の音が体の内側にこだまする。汗が、額を伝って落ちる。
その時、強い風が、部屋に吹き込んだ。

それは天啓だった。
カーテンが風にはためき、その隙間から、強い光が差し込んだ。
いままさに挿入せんとする父子を、太陽の光が照らし出したのだ。それは世界の祝福だった。
私はなんだか嬉しくなって、ついに腰を突き入れた。
貴洋は手足を一瞬強張らせるが、その後は先ほどと同じ様に脱力した。
私も脱力しそうだった。柔らかくも温かい腸壁が、四方八方からせり上がり、私を抱きしめている。まるで茶巾絞りの様にきゅきゅと優しく絞り上げられて、魂まで搾られてしまいそうだ。
しかし私は叫ぶ。喝ッ。そのままなされるがまま大人しく搾られてしまっては、父親として立つ瀬がない。ならばこの窮地の中、いかに切り抜け、カけ抜けるかが勝負ではないか。もとより男一匹唐澤洋、孤軍奮闘上等よ。

私は肛門に力を入れ、懸命に射精を堪えつつ、行軍を開始した。瞬く間に蹂躙されていく腸壁。うめき声を上げる貴洋。荒くなる息。重なり合う影。漂う獣臭。
父子がステージを駆け上がっていく。情熱のビートが体の奥底で響く。サンバにコサック。タンゴのリズムにフラメンコ。汗飛び、汁撒き散らし、興奮渦巻く欲望のダンスフロア。
快感のあまり視界はミラーボール。明滅する意識。しかし諦めない。おれはこのダンスフロアの主役。俺がこいつを、貴洋を立派な男にしてやる。
そして、事件は起こった。
厚子「あなた、そろそろご飯よ」ガチャ
意図せぬ出来事に私は限界を超え決壊、敢え無くピンク色の精液を垂れ流した。
これが原因で、ワシの揉み上げは白くなり、貴洋の肛門はガバガバになったのじゃよ。

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