恒心文庫:埋め合わせ

本文

顔に憂色をたたえた山岡が部下の千葉に懇願する。俺のぽっかり空いた穴を埋めてくれと。尊敬する上司である山岡の頼みである、聞き入れないわけはない。千葉は山岡にその穴しっかり俺が埋め合わせます、と強く山岡の手を握り言い放った。俺たちには嘘はない、そうまで言いる千葉に対して山岡は涙を浮かべて喜んだ。そして、事態は急展開を迎える。
山岡は目を輝かせ、いきなりスラックスも下着と脱ぎケツを広げ、己のぽっかり空いた穴を千葉に開示した。
驚愕したのは千葉である、心の隙間を埋め合わせる、という前提で話を進めていたのだがまさかガバガバになった肛門に何かつっこめだとは思わなかったらしくその場に立ち尽くしていた。
山岡はさあ早くぶち込んで埋め合わせてくれとケツを振りながら懇願する。
無理です、そんなことできません、俺にそんな趣味は、と態度を濁し始める千葉。
お前の言ったことは偽りだったのか、俺たちには嘘はないはずじゃなかったのか、と山岡が滂沱の涙を流し始める。その刹那にいきなり現れた男たちがいた、畔柳と町田であった。畔柳が童顔に似合わぬ巨根を取り出すと山岡にぶち込んだ、白目を向く孔明、それに対して町田は山岡の口に己がブツを含ませた。体のでかい穴を埋め合わせてくれた二人に山岡は大満足し、こうして八雲法律事務所の序列は決したのだ。
ちなみにみっちゃんの序列は1番である。
なぜなら仕事をきっちりこなすのは彼女だけだからである。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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