恒心文庫:ヤリモク法律事務所

本文


盛りあって散々乱れたあと俺は本の束の間だけ正気を取り戻す。唐澤貴洋との関係を清算する方法を思案し、事務所の経営の為の営業計画立案やコラムの執筆などをその間に終わらせる。
掘られ終えたばかりだというのにまたすぐに俺の中で劣情が沸々と湧き上がり始める。
頭の中がチンポでいっぱいになってくる、ケツがまたヒクヒクとチンポを欲しがり直腸が精子を早くよこせと蠕動を始める。
こうして俺はまた弁護士から淫乱雌犬へと変貌を遂げる。

事務所で複数の男達に掘られまくった後、また俺は正気を取り戻す。そしてその間だけはまともに仕事をする、動画撮影と執筆にうつつを抜かす阿部に早く案件の進捗を報告させ
死んだ魚みたいな目で俺の痴態をキャンバスに描く小林にそれは後回しにして書類を書けと、このようにテキパキ指示をしていく。
そうこうしているうちにまた俺の体は疼き始める。

もう快感がどうか、この二つしかで物事を考えられなくなる。正気でいられる時間がどんどん短くなっている気がする。俺はやがてアクメと劣情に支配された真の淫乱へと変貌を遂げるのだろう、弁護士である俺と、淫乱な俺、一体どっちが本当の自分だったのだろうか、もはや俺はそれすらわからなくなっていた。しかしもうそんなことはどうでもいい
俺はこの事務所の男共を使って快楽を貪るのだ俺のケツにぽっかりと空いた穴を埋めるためにチンポをぶち込ませる。その様を小林に描かせ阿部に動画を撮らせる。

たいそうな理由をこじつけて八雲法律事務所と名乗っているが、本当のところはは、ヤリモク法律事務所をもじっただけで大した意味はない。元々の目的通りにこの事務所を使うだけだ。
裕明は菊地と杉本と千葉に掘られながらまたもや正気を失い乱れて行った。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

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