パカ弁

2015年8月25日 (火) 18:05時点における*>○○○○による版

パカ弁とはインターネット掲示板に書き込まれた誹謗中傷に対し、当該書き込み内容の削除、およびIPアドレス開示の仮処分命令申請を裁判所に求める事を得意とする弁護士、およびその蔑称。 「パカ」とはIPアドレスを開示する際の擬音(パカパカ)から[1]

Wikipediaにも記事があったが削除されてしまった。

定義

元々は「IP開示は頻繁に行うのに対しプロバイダ訴訟はほとんど行わない弁護士」という意味で使われていたが、近年ではプロバイダ訴訟まで行った弁護士でもパカ弁と呼ばれ、また単純に一度でも掲示板のIP開示を申請した弁護士でもパカ弁と呼ばれる傾向にある。

また、市場についても2ちゃんねるが中心であり、したらば掲示板など他の掲示板に対する請求を行った弁護士はあまり呼ばれることはない。

パカビジ

IP開示を行うことで金銭を得るビジネス。

パカビジ一回で得られる金額は弁護士によって変わるが、ケースとして恒心綜合法律事務所ある依頼を例にとると、

6 : 風吹けば名無し[] 投稿日:2012/10/19(金) 00:20:29.82 ID:SP5/Kor3 [5/13回]
今回、長谷川くんはIP開示だけでなく、その後の訴訟も視野に入れて相談したと考えられます 
しかし、その依頼は達成されていないので成功報酬は0と考えます(成功報酬は、成功の度合によって受け取れますがそれは考えないものとします) 

すると、今回かかった費用は 
着手金 24万5000円 
成功報酬金 0円 
手数料 5万2500円 

計 297500 

およそ30万円となります

長谷川の尊師へ支払った金額を計算する(ログ速)より

問題点

先述の通り元来の定義によると「IP開示だけでプロバイダ訴訟までは行わない」というのがパカ弁の特徴である。この場合依頼者の手に渡るのは書き込み者のIPアドレスだけであり、一般人がIPアドレスから得られる情報というのは都道府県などの大まかな地域と発信元のプロバイダのみである。つまり依頼者にとってこれらの情報は何の意味も成さない。

またプロバイダに対しこれらのアドレスの情報開示を求めるには裁判を起こす必要があるが、パカ弁の場合得てしてこれらの裁判はほとんど行わおうとせず、依頼者は別の弁護士を探さざるを得ない。この「ネット対応」を謳いながら実際は問題の解決にほとんど寄与せず、高額な着手金のみを要求する点が「パカ弁」の最も問題とされている部分である。

さらに一部でははるか昔に発信者情報のログが流れ、開示請求が通らないことが容易に予測できる書き込みについても平然と依頼を受け、開示に失敗したうえ着手金だけをせしめる悪質な例もある。

またIPアドレスの開示請求を行うには裁判所の仮処分を提出するだけでよく、これは法知識があれば大した労力もかけず簡単に取得できるため、前述の問題と併せてある種の詐欺行為に近いと糾弾されることもある。

主なパカ弁一覧

唐澤貴洋
尊師。恐らく日本国内において最も有名なパカ弁
至田明史
新人パカ弁。四天王寺の依頼を受けた。
清水陽平
法律事務所アルシエン所属。パカ弁としてメディアでの露出多。神田知宏唐澤貴洋中澤佑一とともに講義。声優の浅沼晋太郎から依頼を受け、さまざまなサイトの削除以来と情報開示を行う。[2]
玉里友香
運営の管理機能が剥奪された状態なのに開示請求したパカ弁。
中澤佑一
尊師との共通点が多い。
小屋敷雄二
自身に対するサジェスト汚染に削除依頼を出している。
田中一哉
部下に熱湯をかける弁護士。カラザイルとT唐澤をポアしたため上記の小屋敷雄二と共に恒心教徒から目の敵にされている。
近藤信幸
スレ埋め立て荒らしをした結果、削ジェンヌに開示拒否される。
神田知宏
パカビジ開祖。
富田寛之
依頼人共々仮想スレジェネレーターを使ったサジェスト汚染の実験台にされた。
高橋未紗
中川佳代子
前園進也
伊賀尊師AA誕生のきっかけ。
森川紀代
弁護士業務妨害対策委員会のメンバー。

脚注

外部リンク