恒心文庫:洋の子宮
ナビゲーションに移動
検索に移動
本文
洋の子宮は広い すごく広い
戦士には休息が必要だ
森氏は普段の激務を逃れ時々こうして洋の子宮の中に入り休暇を取るのであった
洋の子宮は太平洋 そこに森が加わる
今ここに母なる海と父なる大地が揃ったのだ
洋の子宮にみるみる液体が溜まる
それは羊水ならぬ洋水だった
森氏は満ちる洋水に飛び込む
そうそれはまるで胎児の様に
彼は母性に包まれ癒しと安らぎを得ているのであった
タイトルについて
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
リンク
恒心文庫