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高速バス脱糞

提供:唐澤貴洋Wiki
2015年3月26日 (木) 05:38時点における*>黒人弁護士による版
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高速バス脱糞(こうそく - だっぷん)とは、唐澤貴洋脱糞シリーズの1つである。

概要

唐澤貴洋「ああああああああああああああ!!!」のスレタイから始まるコピペの1つ。このコピペ自体は2013年2月頃には存在していたが、2014年7月頃からこのコピペを様々な視点から見た改変が流行った。

コピペ

原文

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。 
長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず大遅刻、搭乗するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。 
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。 
当職が乗る長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。 
到着するまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。 
そこで当職は小腹を満たすためにバス乗る前に買ったマックを食べることにした。 
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。 
ポテトの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラはあっという間に空になった。 
腹を満たしてしばらくするとバスは海老名SAで休憩についた。海老名のSAにはいろんな店があり当職は時間を忘れて食べ歩きした。 
再びバスに乗り、バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。 
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」 
齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。 

改変例

隣の女性視点

シューカツもひと段落、明日は九州で同級生とお疲れパーティー。両親からもいよいよ独立し、経済的にも社会的にも自立を目指す私は当然自分で交通費を出す。私はお財布もキツイし節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
バス乗り場で予定通りに乗車。一人遅れているらしく、中々バスは動かない。ようやく表れたかと思ったら悪びれもせずズンズンこちらに歩いてくる。
ゲッ、もしかして隣の席はコイツなのだろうか、サイテーの気分。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とかボソボソ喋っていてメチャクチャキモイ限界。
もー早く降りたいよ!なんでこんなのが隣なの!私が乗る長距離バスは4列だった。値段で選んだのは人生最大の失敗だった。
どうにかして到着するまで寝ようと思ったけれど隣の自称弁護士?の荒い呼吸と妙な油の匂いが気になって眠れない。
しばらくするとキモイコイツは何やら鞄を開けて何をするかと思ったら、何とマックの袋を取り出してる!メチャありえないんですけど!!助けてお母さん。もう涙目だ。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出したかと思うと口いっぱいに噛り付きクチャクチャと不快な音を立てている。キツイ油の臭いも広がって社内の空気は最低だ。
ポテトもわしづかみにしてボロボロこぼして口に詰めてる。最低。Lサイズのコーラは空になったのにズゴコココと大きな音を立てて吸っている。
流石に限界を感じイライラが爆発しそうになると、バスは海老名SAで休憩に入り出した。せめて心の洗濯をしよう。手洗いに行き気分を少し紛らわせてバスに戻った。
隣のキモキモクソデブはどうも食べ歩きをしていたようでまた当たり前のように遅刻していた。車内の沈んだ空気を載せようやく目的地の九州へ向けバスが出発したのも束の間、隣のデブが急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

私の人生史上最低の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

バス運転手視点

今日は新宿発、九州・福岡行きの夜行バス運転。会社から独立し、個人タクシーの運転手でもやりたいものだ。私はそう思いながら長距離バスの運転席に座った。
九州行長距離バスの運転は初めてだったので、はりきり過ぎて1時間以上早く出勤、事務所へ顔を出したさいにみんなから気張り過ぎだぞとなだめられてしまった。
出発時刻を過ぎたが乗客が一人揃わない。ようやく表れたかと思ったら悪びれもせすノソノソとこちらへ向かってくる。チケットを見せる時に「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と呟いていて気味が悪い。
私が運転する長距離バスは4列だ。値段で選んだ客は失敗だったと思うことだろう。狭いシートだと尻が痛むのだ。
交代のSAに到着するまでは眠れないのでコーヒーを飲んだが、緊張に加え客席のほうから酸化した脂の臭いが漂ってきて美味しく感じられない。
あまりに臭うので何事かとバックミラーに目をやると、先ほどの気味の悪い太った男がマックの包み紙を取り出し、グチャグチャと音を立てながらメガマックを口いっぱいに頬張っていた。
ポテトをボロボロとこぼしながら、まだバーガーが入ったままの口へ放り込む。ズゴゴゴ!と音を立てながらジュースを飲む。乗客はその様子と音でみな顔をしかめていた。
横の就活生だろう若い女性はこれが苦虫を噛み潰した顔だ、と言わんばかりに可愛らしい顔を歪めている。あとであの男がこぼしたポテトを掃除するのは私だ。いまいましい男め。思わず私も顔を歪めた。
太った男が2、3人分はあろうかと思われる食事を済ませた頃、バスは海老名SAで到着、休憩についた。乗客を降ろして脂臭いバスを換気し、私も一服することにした。
出発時刻にまたもあの迷惑な男が遅刻した。やれやれと思いつつ、沈んだ空気を漂わせたバスを九州へと出発させた束の間、後方から椅子を激しく揺らす音と凄まじい叫び声が!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

私の運転手史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

バス運転手視点(別パターン)

新宿駅西口、夕刻。今日は運転手としての私の初の乗務日だ。お客様を安全に目的地まで送り届けるという初の使命を背負い、私はそこにいた。
お客様の荷物を先輩の福嶋さんと行いながら、乗務にあたっての「心得」を改めて聞かされていた。「いいか。高速バスっていうのは必ず一人は乗客が遅刻する。大抵は…まあ大体の場合はオヤツを買ってて遅れるんだ。」と先輩は笑ながら言う。
私は思った。ターミナル側にコンビニがあるのだからそこで買えばいいじゃないか。それがぼそっと口に出てしまったら、先輩はそれに応じた。
「それならいいけどね。それならね。」含みを持ったその言葉の意味を、私は理解できなかった。
お客様の荷物を積み込み終え、最終確認となった。乗客名簿を見直すと、先輩が言うように、現れない乗客がひとり。
ケールセウェイ・チェケーヒルという外国人観光客と思われる乗客はついに姿を見せないので止むを得ず定刻を15分過ぎてバスは走り出した。
普段なら道路が混雑する時間帯であるが幸いにも道はスムースに流れ、用賀の料金所を通過する頃には遅れを取り戻しつつあった。
東名高速道路を下り、しばらく時間が経った。4列シートのバスであるので小まめにトイレ休憩を取る。第一予定地の海老名SAである。この頃には完全に平常通りのウンコスケジュールとなっていた。
あの外国人観光客と思われる客には申し訳ないが、彼を待っていたらこうはいかなかっただろう。
バスに戻る乗客の顔を見ると、この仕事を選んだことに改めて確信を覚えた。未来ある若い女の子、少しそわそわした白いもみあげを蓄えた一人旅の老年男性。

それぞれの乗客の目的地には何があるのか。12時間後には福岡市街に入るだろう。乗客を乗せ、いや、人生を乗せ、バスは勢いよく運航を再開した。

椅子視点

九州行きの長距離夜行バス、車内に並ぶ4列シートの内の一脚が私である。
このバスとは生まれた時からの付き合いだ。10年も客席をやっていると、色々な事が起こる。
今日は私の上に座るはずの男が大遅刻、やっと現れたかと思いきや「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と一声、新顔の運転手も呆れている。
先にも言ったがこのバスは4列だ。この男は安くて固い私の座り心地に憤慨しているかもしれないが、私の方も脅威の体重に背中が痛む。
それでも到着するまで静かに座っていてくれればいいのだが、ここでマックの紙袋が登場。
上からボロボロとパンやらポテトやらの破片が降り注ぐ。椅子の私だが、隣の女性に申し訳ない気分になる。
私の体が食べ物のカスだらけになった頃、ようやくバスがSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。
私の乗客の男も下車した為、暫くの休息を味わう。男はまたしても集合時間に間に合わず遅刻しているが、少し嬉しいのは椅子失格だろうか。
バスも再びエンジンを回し、急ぎ足に九州へ走り出した安堵感も束の間、上から異様な臭気と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

私の椅子生史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

フライドポテト視点

俺は揚げたてのフライドポテト。客に買われるところを今か今かと待っていたところ、ついにお買い上げとあいなった。
俺を買った人間は小太りのつんつんヘアー、年の頃は35といったところか。
いかにも俺みたいなジャンクフードが好きそうな見た目をしている。
さてこいつは俺をビッグマックセットの一つとしてテイクアウトすると高速バスの中に持ち込んだ。
乗車するときに「俺は弁護士だ、お前らとは違う」とかなんとか言っていたが、弁護士様が俺みたいなジャンクフードを食うなよと問い詰めたい。
どうやらこのデブはバスに遅刻をしていたようで周りから睨みつけられるがお構いなしに自分の座席へと進みどかっと腰掛ける。
そして俺たちをムシャムシャと食べていく。食べられたからこれで終いだ。
このあとこいつらがどうなったかって?さあて、そんなの知るわけないね。

俺はジャンクフードさ。

イエダニ視点

「夜行バス」と人間達に呼ばれる巨大な城、俺こそがその城のカーペットに暮らすイエダニである。
このバスにはいったいどれだけの仲間がいるのか。一家15世代で暮らしていると、なんとも珍妙な事も起きる。
今日は乗客の男の一人が大遅刻、やっと現れたかと思いきや「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と呟く。だからどうしたというのか、人間はつくづく分からない。
このバスは人間には窮屈らしい、おまけにこの男は血を死ぬ程吸ったかのような膨れっぷりである。隣の女も嘸迷惑であろう。
この場合、何もせずに眠るという人間が多いがこの男は猛烈な匂いを放つ黄色いMの字の食べ物を取り出した。
おまけに汚らしい音を立て頬張りながらパンやらポテトやらを地面に落とす。ああもったいない。どこかから舌打ちが聞こえた。
おこぼれを仲間と共に頂戴しているとバスはSAに到着した。ドアが開けられ、外の涼しい空気が舞い込む。
例の男も下車した直後、乗客達の安堵と疲れによる溜息が聞こえた。それからどれだけ経ったであろう、男はようやく戻ってきた。
バスは再び唸りと共に振動を再開させ、轟音を響かせ動き出すも束の間。南無三、凄まじい声がバスの中にこだまする。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

俺の一生史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

洋視点

明日は息子が九州で同期の送別会、唐澤貴洋はもう今後ワシからの援助は受けない、などと寝ぼけた事を言いあろうことか、乗った経験のない長距離バスで行くとほざきだした。
電車の乗り換えすらもままならない唐澤貴洋が長距離バスで無事目的地にたどり着けるだろうか、
そして言わなくともわかるだろう、ある不安が生じ念のため、唐澤貴洋には秘密にして同じバスに乗る事にした。
若干の変装をして当日バスに乗車すると、一人遅れているらしく中々バスは動かない。半ば確信に近い予想を胸に待っていると、
遅れてやってきたのは案の定あの馬鹿息子だった。親として他の乗客に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」、なにが弁護士だ、だったらワシの事務所を間借りするなよ。
とりあえず予定から遅れたとはいえバスが無事出発した事に安堵したのも束の間、あのバカはあろう事かマクドナルドなるジャンクフードを食べ始めた。
密室であのようなものを食べれば匂いが室内に充満する事なんて猿でもわかる。親として教育に無関心だった事に、再び他の乗客に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
とうになくなったであろう飲み物を吸っている音がワシを嘲笑しているかのように感じ、ここ最近の海原士業会の会合を思い出す。
バスは海老名SAに到着し、唐澤貴洋にバレないようにバスの中に籠っているとまたしてもあいつは遅刻してきた。
さすがに呆れる感情すら馬鹿らしくなり少し仮眠を取ろうとすると前の方から椅子を激しく揺らす音が聞こえ
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

ワシのある不安は最悪の形で的中してしまった。

ズッキーニ視点

俺は採れたてのズッキーニ。客に買われるところを今か今かと待っていたところ、ついにお買い上げとなった。
俺を買った人間は小太りのつんつんヘアー、年の頃は35といったところか。
見た目とは違い俺みたいなフレッシュな夏野菜が好きなのかと驚きを隠せなかった。
さてこいつは俺をビニール袋から取り出すと唐突に履いていたズボンを脱ぎ始め肛門に挿入した。
俺は動揺したまま男はバスに乗車しだした。そのとき「俺は弁護士だ、お前らとは違う」とかなんとか言っていた。
どうやらこのデブはバスに遅刻をしていたようで周りから睨みつけられるがお構いなしに自分の座席へと進みどかっと腰掛ける。
そしてここでマックの紙袋が登場。 口へバクバクとハンバーガーやらポテトやらを放り込んだ、俺は頭上に何か違和感を感じた。
俺はその男の重さと頭上の違和感に耐えながらようやくバスがSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。
その男は下車した為、色々な店の食べ歩きをして再び集合時間に間に合わず遅刻した。
バスも再びエンジンを回し、急ぎ足に九州へ走り出した安堵感も束の間、上から異様な臭気と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

俺の人間に美味しく召し上がってもらうという夢は最悪な男の奇声がこだまする福岡行きのバスの中で儚く散った。

なんJ民視点

明日はヤフオクドームで贔屓球団のビジターゲームや。ワイは独立や自立なんて全く興味ないから当然親から交通費をくすねて観にいくことに。
ホンマは飛行機でいきたかったんやけどマッマの財布に三万ぽっちしかなかったからしぶしぶ長距離バスでいくことに。
どうやら1人遅れているらしくバスはずっと止まったままや、狭苦しいバスで待たされてクソイラつくんじゃ殺すぞ!
本来の出発時刻からゆうに30分が過ぎた頃にようやく表れたのは見るからにくさそうなきっしょい太ったデブ男やった。
大勢の人をこれだけ待たせたくせに謝罪の弁の一つもなく、横柄な態度でどかっとワイの前の席に座ったかと思えば
「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」などとボソボソ呟いていた。どうやらホンマもんのガイジらしい、殺そうかと思ったが関わらんことに決めた。
到着するまでレスバトルでもしようと思ったが旨そうなジャンクフードの匂いが強烈に立ち込めているせいで食欲が刺激されて集中できん、どうやら例の男がマックを持ち込んでこの場で食べているらしい。ワイも買ってくればよかったわ。
バスが走り出して小一時間ほどたったころにサービスエリアに到着した。海老名のSAにはいろんな店があって前の席のガイジに食欲を刺激されたワイは時間を忘れて食べ歩き。
休憩時間が終わりバスに戻ったころには腹はパンパン。再び九州へ向けバスが出発したのも束の間、ワイに凄まじい便意が降りかかった。 あかん漏れる!そう思った瞬間
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
という奇声と強烈な大便の匂いが立ち込めた。

どうやらの前のガイジが先に漏らしたみたいやった、サンキュー脱糞ガイジニキ(ブリブリブリブチュチュブッブブッブブ)

チンフェ視点

なんJで何から何まで特定されたワイは、やけくそになり九州行きの高速バスに乗り込んだ。ワイの席は後方部通路側。反対側の席には、オープン戦の観戦だろうか、プロ野球チームのユニを着た男性が座っていた。
去年末には進学が内定、大学四年次には就活生として高年収で、ブラックではない企業に内定をもらうのが夢だった。その夢もたった一枚の合格書で崩れようとしている。
出発時間を過ぎたが、一人遅れているらしく、中々バスは動かない。ようやく現れたかと思ったら悪びれもせずズンズン着席した。ワイの前列の空席はコイツか。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とかなんかボソボソ喋っていてぐうキモイ。
こんなやつと一緒のバスなんか。一刻も早く降りて自由に動きたい。願いは虚しくワイが乗る長距離バスは4列。値段で選んだのは人生で二番目の大失敗だ。到着するまでデジモンのゲームでもしよう。
しばらくすると彼は鞄を開け、ついにマックの袋を取り出し始めたのだ!いつとは言わんが、以前ワイもトイレの個室から弁当を持ち出しているところを見られたことがあるだけになんとも言えないですわ.....
誰がこんな弁護士に高い金出して仕事を依頼するのか。依頼するやつの顔が見てみたい。
デジモンのゲームにも飽き、スマホでツイッターを見ていると、バスは海老名SAで休憩に入り出した。自販機でオランジーナを買い、リフレッシュをした。
前列のデブ弁護士はどうも食べ歩きをしていたようでまた当たり前のように遅刻していた。この弁護士調子乗りすぎ。社会人見くびるなンユ"wu ようやく目的地の九州へ向けバスが出発したのも束の間、前列のデブが急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

ワイの人生史上最低の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

カラコロ民視点

なんJで尊師が九州で同窓会に行っていたと知った私は、尊師が乗るであろう九州行きの高速バスにタイムスリップした。
私の席は後方部中央左。ぞろぞろと乗客が乗る中、隣の席には深く帽子被ったチンコフェイスが座った。
「君、長谷川亮太君だよね」、その一言を言おうとしたが、押し堪えた。もし私が話しかければ、カラコロをしてきた未来がなくなってしまう。
と、考え事をしていると、あることに気づく。尊師がバスに居ない。バスを見渡そうとした時、一人の男が悪びれるそぶりも見せずバスに乗り込んだ。
あっ尊師だ。尊師は周りの乗客を睨みながら、「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」という譫言を述べながら席に着く。
早くこの鞄に隠したナイフで殺したい。だが私が乗った長距離バスは4列。前の席の尊師の元に行くには、隣のチンフェが邪魔で殺しに行けない。仕方が無い、後でナイフで滅多刺しにして殺すことにしよう。
しばらくすると尊師は鞄を開け、ファストフードの袋を取り出し食べ始めた。最後の晩餐がジャンクフードだなんて、全くパカデブらしい最後だ。この後、自分が殺される。そんなことも知らずに尊師は口いっぱいにポテトを貪り入れている。
しばらくするとバスは休憩の為、海老名SAに入った。私は尊師がいる世界での“最後の一服”を吸いバスに戻った。
前列の尊師はSAの名物を食べ歩きをしていたようで、またも時間を守らず遅刻した。流石は無能、頭もカラッポか。
ようやく目的地の九州へ向けバスが出発した。後ろからナイフで刺殺しよう時、尊師が急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

彼の人生最後の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

うんこ視点

我輩はうんこである。宿主のタイミングを少しは尊重してやるつもりだがこの窮屈な腸からいつ外に出るかは我輩の勝手だ。
どうやら我輩の宿主は弁護士という肩書きをもっているらしい。
「俺は弁護士だ、お前らとは違う」という声が体内を振動させて伝わってきたのだ。
弁護士という肩書きを得るには相当難しい試験を突破しなければならず、かなり優秀な人間でなければなることができないらしい。
優れた肩書きをもつ人間のうんこであることを誇らしく思うと同時に、自分が選ばれた人間だと舞い上がっている愚かな男にお灸をすえようという気にもなる。
どれ少し外の方に近づいてやろうかね。ほんの少し直腸に移動してやった瞬間
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

奇声を聞いたかと思えば外に出てしまったようだ。ちょっとおどかしてやるだけのつもりであったのに、やれやれこんなに糞を漏らしやすい人間は初めてだ。

九州の同期視点

今日は司法研修所の送別会、幹事の俺は仲間と最高の別れをしようと張り切っていた。
準備は順調に進み、開始時刻となり参加者が全員席に着いた所で乾杯の音頭を取ろうとしたその時「ちょっと幹事ー!一人足りないんじゃないのー!」
そんなはずはない、さっき全員の顔を確認したはずなのに。半ば疑いながら人数を数えてみると確かに一人足りなかった。
慌てて参加者名簿を確認すると、唐沢貴洋という名前を見つけ軽く舌打ちをした。なんだあいつ来んのかよ、幹事として絶対に言ってはいけない言葉が思わず口から出てしまった。
正直言って来て欲しくない奴だった。どうやらこの感情が参加者を確認する際に無意識に奴の名前を脳内から消したようだ。
幹事である以上、いくら来て欲しくない奴とはいえ全員が揃わないのに会を始めるわけにはいかない。あまり気の進まないまま唐沢貴洋の携帯に電話を掛けると予想外の声が返ってきた。
「もしもし、ああちょうどいい所だ!あんたが九州の同期の弁護士さん?」
その声は40歳を少し超えた位の初老の男性の声だった。ほとんど唐沢貴洋と会話した事がなかったとはいえ、この声があいつの声でない事位はわかる。
状況がよく理解できないまま、俺ははいそうですがと返答した。
「おたくの弁護士がバスの中で派手にまき散らかしましてね、バスがダメになっちまったんですよ。本人はその後もポテトを食ってるだけだし
父親に電話を掛けてもつながらないし。なので弁護士さん、申し訳ないんですがバスの修理費弁償してもらってもいいですかね?」

順風だった俺の司法研修所の思い出が全て真っ暗になった。

サービスエリア視点

私のもとに一台の福岡行きのバスが入ってきた。
バスのドアが開き新鮮な空気がバス内の油臭い空気と入れ替わる。
どうやら休憩時間のようだ。人が次々と降りて行く。
そのうちの一人は夢中で食べ歩きしながら周りをまわっていた。
バスに人が戻ってきた、どうやら出発のようだが、先ほどの一人が見当たらないらしい。
やはり彼は夢中で時間を忘れていたようだ、遅刻し他人の冷ややかな目線が彼に向けられる。
福岡に向けバスが私のもとから出ていったのも束の間、合流地点から凄まじい悪臭が漂ってきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

彼の奇声が追い越し車線からこだました。

水曜どうでしょうディレクター視点

私は敏腕テレビディレクター!…といっても北海道のローカル局。でも受け持った番組は深夜帯にしては高視聴率の人気番組で、今もそのロケの真っ只中。
まぁ人気番組とはいえ地方局の深夜帯で、タレント二人、ディレクター二人のこじんまりとした低予算のロケハンだ。企画内容もサイコロで出た目に書かれた行き先へ向かうという勝手気ままなもの。そして、新宿で出た目は「深夜バスで福岡博多」だった。
長時間の夜行バス移動は辛いが、乗り物に揺られ疲れ果てたタレントの顔芸が売りの番組。ここは美味しい展開と思うしかない。意を決して乗り込んだ。
一通りの撮影を終えるも、バスは定時になっても出発しない。多少のアクシデントは番組を面白くするエッセンスだと思うが、こうも遅れては単純にいらつく・・・と思った矢先、遅れた乗客がようやく乗り込んできた。
かなり大柄な男だった。自分も太り気味だという自覚はあるがそれ以上で、ぶつぶつとつぶやく低い声も気味が悪い。カメラマイクが拾っていたら編集で消しておこう。
男はバスが走り出してからも鼻息荒く脂の臭いを漂わせハンバーガーを貪り食い、定期的に奇声をあげるなど、番組で幾度と無く長距離バスを利用している私にとっても初めての経験だった。臭いが電波では伝わらないのが不幸中の幸いである。
タレントの片方も初め「バスが送り込んだ刺客だw」なんて茶化していたものの、奴の異常性を目の当たりにし段々と怯えるようになり、もう片方も本気で苛ついているように見える。
挙句、サービスエリアでの途中経過の撮影中に、テレビと知ってか知らぬか後方でカメラを意識した素振りをして非常に迷惑だった。とはいえ、撮影を終えあとは寝るだけだ。バスが動き出すと同時にまぶたを閉じる。
ところが出発してものの数分で例の男がガタガタと震えだした。いっそカメラを回してやろうかと思った瞬間、
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

番組史上初、企画のお蔵入りが博多行きの暗く狭い車中で決まった。

厚史視点

未だ現世への未練が断ち切れない僕、唐澤厚史が三途の川の水面を覗き込むと、長距離バスで一路福岡に向かわんとする兄の姿が浮かび上がってきた。
遅刻した兄を睨む乗客達の視線に、かつてあんな目で兄を見ていた親や親戚のことを思い出し胸が痛む。
「俺は弁護士だ、こいつらとは違う」そう毒づく兄の姿に、よく家柄を鼻にかけていた中学時代の面影がちらついた。
兄が乗る長距離バスは4列。とうに物理的な束縛からは解き放たれた僕にも窮屈そうに映る。
マックを頬張る兄の周りの乗客たちの歪んだ表情は、以前垣間見た川の向こうの地獄の囚人たちのそれと似ていた。
しばらくするとバスは海老名SAで休憩につき、兄は目を爛々とさせて買い食いに興じ始めた。
僕が生きていた頃の父は厳格で、買い食いなど到底許すような人ではなかった。
あれから随分経った今、兄は兄なりに少年時代を取り戻そうとしているのだろう。
兄と過ごした少年時代。様々な思い出の中でも何度となく見た、まぶたの裏に焼き付いて離れないあの兄の姿……
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

懐かしき追憶と寸分違わぬあの光景が、福岡行きのバスの中で今再現された。

改造人間視点

クソッタレ。4列シートの下に身を潜め、俺は毒づく。
世界征服を目指す悪いもの達の改造人間である俺は、長距離バスの乗客をまとめて誘拐することにした。
なのに俺が隠れてるシートに座ったこのデブは、2度も俺の邪魔をしやがった。
最初は出発だ。指定の時間に遅刻したフリをして、バスの出発をわざと遅らせた。おかげで道に仕掛けた大量の時限爆弾が全てパアだ。
偶然じゃねえ、この野郎、俺の頭上にデカケツを下ろす瞬間「俺はこいつらとは違う」確かにそうつぶやいたんだ。
しょうがねえから催眠ガス作戦に切り替えたら、今度はすました顔でハンバーガーの包みを開いてモソモソ食い出した。これじゃ折角のガスも台無しだ。
運転手がハンバーガーの臭いを嫌って、ご丁寧にバスを停めて換気しやがる。こっちはこぼしたポテトの塩が目に染みて、涙が出そうだ。
もうこれ以上、作戦の失敗は許されない。だがこのままじゃ、確実に3度目の妨害が来る。
再び動き出したバスにつられるように、俺は決意した。このデブは直接殺さなきゃならねえ。
爪を研ぎ、牙を剥いてシートから這い出たのも束の間、怖れていた3度目が最悪のタイミングで来やがった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

クソッタレ。

ヒーロー視点

俺は平和を愛する正義のヒーロー。今日も悪いもの達から世界を救う為、長距離バスに乗っていた。このバスに悪の秘密結社の改造人間が乗り込むという情報を得たからである。
俺は監視する。シートの下にに隠れている怪人を。しかし、まだ奴には手を出させい。何事にも順番とお約束と云うのがある。あいつがこのバスをジャックするであろうその時まで待つ必要がある。
それにてもバスが定刻を過ぎても発車しない。どうやらまだ乗っていない奴がいるようだ。全く、迷惑な奴だ。
だがそのお陰で奴の計画も少し狂うだろう。恐らく奴は道に時限爆弾を仕掛けた。代わりに他の車が爆発に巻き込まれるだろうが、これは俺には関係無い。
暫くしてデブが「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と呟きながらバスに乗り込んで来た。俺以外の全員が怪訝な目で見ているが彼のお陰でこのバスは助かるのだ。感謝しなくてはいけない。
そしてこのデブが座ったのがまさに怪人が隠れている席だった。俺は少し怪人が気の毒になった。何とこのデブはマックのバーガーを食べ始めたのだ。
みんな迷惑そうにしているが一番キツイのは彼の下に隠れている怪人だろう。怪人は苦し紛れに催眠ガスを出したがあいつからの匂いの方がよっぽど堪える。
見ろよ。今度はポテトをポロポロこぼしながら喰いやがる。あれでは塩が目に染みるだろう。隣の女の子が泣きそうになっているが、彼がいなければ今頃自分が人質になっていたかもしれないんだぞ。
事態は一度目の休憩を終えた後に急変した。椅子の下に隠れていた奴が遂に実力行使にでようとしたのだ。もうあのデブに我慢が出来なかったのであろう。
こうなれば、致し方ない。アイツはこのデブを殺した後、このバスを乗っ取るだろう。俺はその時を待ち、何時でも変身出来る様に身構えた。とその時だった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

ああ、奴こそこのバスを救った真のヒーローだ。

忍者視点

拙者は忍者である。我が一族秘伝の巻物を燃やした憎き改造人間がこの高速バスに潜んでいるとの情報を手に入れた拙者は、バスの天井に張り付き術を使って隠れ見張ることにした。
どうやら改造人間は空いている席の下に潜んでいるそうだ。 しかし何やら様子がおかしい。もう指定の時間を大幅に過ぎているのに、この席の乗客は来ない。
もういっそ拙者がここに座ってやろうかと思った所、中年のデブが悪びれもせずバスに入って来やがった。しかもそのデブは「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」だのなんだのつぶやいている。過去に脳に手裏剣でも受けたのだろうか。
くそっ、デブの突き出た腹のせいで改造人間の様子がうかがえない。しかしあんなデブの尻の下とはさぞかし苦しいであろう。 敵ながら同情してしまう。
するとクソデブがカバンからなにやら取り出した。ハンバーガーだ。正直うまそう。
バスの中にマックのにおいが充満する。デブの隣の女性は涙目だ。ズコズコ音を立てジュースを飲み、ポテトをぼろぼろこぼす。改造人間もさぞかし苦しいことであろう。
催眠ガスを出したようだが運転手が窓を開けたらしく効果はない。腹の音が鳴らぬよう耐えているとバスは海老名SAで休憩についた。ここで改造人間を仕留めようかと思ったが何人か乗客が残っていたのでやめておいた。
リスクは負わないのが忍者の鉄則である。
デブはまた当然の様に遅刻。バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、デブがプルプル震えだしたかと思うと、
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

今日は改造人間を仕留めないことにした。

野獣先輩視点

学生の頃何度かホモビに出演したせいで全国的に名が知れ渡ってしまった俺。長らくこ↑こ↓青山に身を潜めていたが昨日なんJにて「青山で目撃した」との情報を見つけてしまった。
俺はその日のうちに荷物をまとめ高速バスの座席を予約した。
人の目に付く時間を少しでも短くするため時間ギリギリでバスに乗り込んだが、なんと後ろの方にはテレビ局かなにかのビデオカメラがスタンバイしている。まずい。
あれに映り込んだら一巻の終わりだ。幸い今は撮影していない用であったが、いつ撮影し始めるかわからない。注意せねば。しかも誰か一人遅れているようでなかなかバスは発車しない。早く来て、どうぞ。
しばらくやわらかスマホで九州の求人サイトを見ていると、ようやく遅れていたホモ顔のデブが来た。しかも何かぶつぶつつぶやいている。
狭いシートに尻が痛む。値段で選んだのは失敗、はっきりわかんだね。
到着するまで寝ようと思ったが寝てるところを誰かに撮られてコラにでもされたらたまらない。菅野美穂の写真集でも見て時間を潰そうかと思った瞬間、王道を征くうまそうなにおいが広がった。あのデブだ。
こいつズコズコ音立ててドリンク飲み始めましたよ。空腹に耐えていたところバスは海老名SAで休憩に付いた。人の目に付く可能性もあったがあまりにも腹が減っていたので食べ歩きして気分を晴らした。
例のデブはまたもや当然の様に遅れていた。
再びバスに乗り、バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、突然例のデブがとんでもない奇声を上げた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

俺の人生最悪の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

杉下右京+相棒?視点

「すみませぇん! 襟のバッジ、落としましたよ……おや、出発してしまったようですねえ。いえ、どうせ暇な身ですから、しばらく御一緒しましょう。
ああ、鳴ってますので、失礼。 ……君でしたか、丁度良かった。 取り急ぎ調べてもらいたい人物がいます。いま長距離バスの車内なので、以後連絡はメールにて。
どうも失礼しました。福岡行きは全て出発したかと思いましたが、また残ってたんですねえ。おや、お夜食ですか? 細かい所がつい気になってしまう、僕の悪い癖。
夜行バスはその性質上どうしても、長時間に渡り多人数が密閉されます、すなわち臭うものは避けたい。にも関わらずあなたがお持ち込みになったのは、
ファストフードのハンバーガーに、フライドポテトとコーラのセット。ユニークなチョイスです。ユニークと言えば先ほどの落とし物、こちらも実にユニークでした。
向日葵に秤の模様は、紛れも無く弁護士バッジ。ですが通常のバッジが純金製か金メッキであるのに対し、このバッジはザラザラとした厚みのある紙、ええそう、
まるで段ボールのような手触りです。拝見したところ、高価なスーツを御召しになっているのに、肝心のバッジが紙製というのは……おや、海老名のSAのようですね。
ああ、外で休憩なさるのでしたら、僕もお伴しましょう。いえ、今の僕は無賃乗車の身ですから、あなたと行動を共にしなくては。まあそう仰らず……唐澤さん! 
……やはり、唐澤貴洋さんでしたか。少々調べさせていただきました。第一東京弁護士会所属、恒心綜合法律事務所にてインターネット上の誹謗中傷対策等を担当。
華々しい経歴をお持ちで家柄も収入も申し分ない筈のあなたが、なぜわざわざ空路や列車を避けこのような安手の深夜バスに
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

「恥をっ知りなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!!(プルプル」

黛と古美門視点

金さえもらえればどんな裁判にも連戦連勝、人は私を勝訴請負人と呼ぶ。今日は依頼者のもとに向かう為にパートナー弁護士の朝ドラヒロインと高速バスに乗ることになった。
本来ならば飛行機を使うべきだが、私が高所恐怖症であることと、新年度前という時期のせいで新幹線の予約が取れず、仕方なく高速バスを使うことになった。とはいえ何せ東京から福岡までの大移動、乗り物酔いが心配である。
定刻通りバスに乗り込んだ私と黛は中部左側の座席に座った。
「田舎は死ぬほど嫌いだ。」と心の中で思いながらバスの発車を待つ。しかしバスは中々発車しない、どうやら無能な乗客が一人遅れているらしい。
苛立ちの中待っていると醜い小太りの男性がチンタラやってきた。歳は私と同じか年下と見た。彼は悪びれる様子はおろか「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とぶつぶつ呟きながらバス後方へ歩いて行った。
「君のようなモラルの欠片も無い糞弁護士や今私の横にいるゆとり世代のオカチメンコがこの国の司法のレベルを落とすんだ」そう言いかけたがそれでは奴と一緒、私はそのまま口を真一文字にし黙りこむ。
その後バスが遅れて発車するも後方から酷く不快な臭いが流れてきた。どうやらあの弁護士がガツガツとジャンクフードを貪り食っていた。
「あれが私と同年代の弁護士なのか、これだから庶民派の弁護士は」私が眉をしかめているとバスは海老名のSAにたどり着いた。私は乗り物酔いを抑えるためSAで用を済ませ冷たい水でうがいし、酔い止め薬を服用したのち再び異臭の放つバスへと戻る。
まだ道のりは長い、私は異臭とバスの揺れの中、翌日の仕事に向けて髪の分け目を指でなぞり目を閉じようとする。
しかしその刹那後方であの弁護士の叫び声が響いてきた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

私と黛が体験した最悪の高速バスの一夜のことであった。

議員秘書と国会議員視点

国会議員になって5年目、私は講演会に向かう為に始めて高速バスを使った。
本来ならば新幹線を使うはずだったが予定が立て込み、新幹線に乗り遅れてしまう。そこで急遽高速バスを使うことになったのだが何せ東京から福岡までの大移動、高速バス一つではあまり頼りがいが無かった。
定刻通りバスに乗り込んだ私と秘書は最前列の席に座った。
「事故が起きたらひとたまりも無いな」と冗談半分心の中で思いながらバスの発車を待つ。しかしバスは中々発車しない、どうやら乗客が一人遅れているらしい。
苛立ちの中待っていると醜い小太りの男性がノソノソとやってきた。彼は悪たびれもせず「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」、そう言い放った。
「だったら私は国会議員だ、貴様なんかと違う」そう言いかけたがそれでは奴と一緒、私はそのまま口を塞ぎ黙りこむ。
その後バスが遅れて発車するも後方から酷く不快な臭いが鼻をついた。どうやらあの弁護士が鼻息を荒くしジャンクフードの数々を貪り食っていたようだ。
「あれが日本の弁護士なのか、これが日本の司法を担っていくのか信じられん」私が一人苦悩しているとバスは海老名のSAにたどり着く。私は気分を変えるためSAで用を済ませ冷たい缶コーヒーを押し込み異臭の放つバスへと戻る。
これ以上は体力の無駄だ、私は異臭とバスの揺れの中、目を閉じろとする。
しかしその瞬間後方であの弁護士の叫び声が響いてきた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

私はこの国の有様に絶望した。

安倍晋三視点

明日は九州で選挙の応援。民主から政権奪還し、統一教会からの自立を目指すも結局交通費は出してもらう事に。わたしゅは庶民アピールも兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず遅刻、搭乗するさいにみんなから驚きの目で見られてしまった。 気まずいのですぐさま最後尾へ向かう。
とするとすぐさま頭の弱そうなデブ男が乗ってくる。彼に冷ややかな視線が送られる「自分は政治家だ、あのデブ男とは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
わたしゅが乗る長距離バスは4列だ。ノリで選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。 よくこんな乗り物に乗っていられるものだなと驚きが隠せない。
到着するまで寝ようと思ったが隣がブルドッグソース事件に関わったあの唐澤会計士ということもあり緊張して寝られなかった。わたしゅはいつしか唐澤会計士と会話をし親交を深める。
わたしゅは小腹を満たすためにバス乗る前に買った3500円のカツカレーを食べることにした。 しかしあのデブ男がガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばりだす。
その時の異臭が鼻につき再び腹痛を引き起こしてしまった。わたしゅの食欲は失せてしまいカレーを洋さんにあげてしまった。
しばらく空腹で過ごしているとバスは海老名SAで休憩についた。海老名のSAにはいろんな店がありわたしゅは時間とあのデブ男を忘れて食べ歩きし空腹を満たした。
再びバスに乗り、バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、わたしゅに凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。 あの病気の再発か、そう思った瞬間
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだまする。一瞬憤りを覚えるも結局便意には勝てず、

「わたしゅもしゅる~(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」 と齢六十近くにもなる男の脱糞音がかすかに響いた。

神視点

私に名は無い。かつてこの世界を創造した者。人類が造物主あるいは神と呼ぶ存在である。
今宵も天の高みからそっと地上を見下ろしていると、私はとある島国の中にひとりの奇妙な男を見つけた。
人類は自らを神の模造物と表現したが、成程、その男はまさに私と瓜二つの姿をしている。興味を持った私は男の様子をしばし見守ることにした。
特異なのは容姿だけではなかった。他者を省みない勝手さ。地位にあぐらをかいた横柄さ。とどまる所の知れない食欲。まるで私の造った人類の醜い部分だけを寄せ集めて生まれてきたようでさえある。
だが、そのあまりの酷さに呆れ果てながらも、私は不思議と愛しさに似た感情を覚えていた。
彼が私と同じ姿をしているのは偶然ではない。
彼の持つ醜さは、何もかも私とそっくりではないか。彼は私の分身だ。彼こそ、まごうことなき神の模造物……おそらくこの地上でもっとも神に近く、またもっとも人間らしい人間なのだ。
取り巻く人々と共に小さな鉄の箱に押し込まれ、身を縮こまらせながらも、彼はどこかを目指している。その行き先に幸あれ、と、私が思った時だった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

人類史上最低の失敗作の奇声があまねく地上にこだました。


パカレルワールド

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、父からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず大遅刻、バスは無情にも時間通りに出発してしまった。
置いてけぼりになったのである。仕方なく、車内で食べようと買っておいたマックを貪ることにした。完食して少しすると便意が襲ってきたため、バスターミナルのトイレを拝借した。
しかし、先客がいて鍵がかかっている。
「当職は弁護士ナリ」という脅し文句を使ってみたが効果はない、万事休すである。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢三十四にもなる男の奇声がバスターミナルの中でこだました。

36歳尊師視点

思えばあれから様々な事があった。気持ち悪い顔の大学生の依頼を受けたばかりに大炎上、誹謗中傷や殺害予告を受け、曲が作られ、何か発言するたびにわけのわからない指摘をされ、本業も壊滅的。
一体どこだ。バラ色だったはずの人生が狂い始めたのはどこだ。記憶を辿り考える。そして、悪魔に魂を売り渡し、二度と元の時代に戻れないことを条件に、あの日まで時代を遡った。
2012年3月18日、バスターミナル。中々発車しないバスに乗客が苛立つのが手に取るようにわかる。そんな中、バスに近付く男の影。能天気にカバンを抱えてやってきた太った男。
来た、当職だ。碌に社会勉強もせず事務所を飛び出し、節約もかねてなどと余計な考えを起こして深夜バスに乗り込んだ2年前の当職。聴き慣れた声に乗せて、あのセリフが聞こえてくる。
「自分は弁護士だ、こいつらとは違う。」何が弁護士だ。お前はこれから2年間、2ちゃんのゴミ共に付きまとわれ続けるんだぞ。法政二中のあの時のように、立場を知らないゴミ共に。
そしてバスが走る。すると、やはり聞こえてきた紙袋を漁る音。直後に漂うジャンクフードの香り、わかっていてもたまらない。今改めて第三者として見ると確かに迷惑極まりない行動だ。予め持ってきたカレーを食べてやりすごす。
バスはサービスエリアに到着。今だ。当職がここに来た目的、それはサービスエリアで食べ歩きに興じる2年前の当職と入れ替わり、あの日の惨劇を回避することだ。そしてあのクソガキの依頼を断り、人生の軌道を戻すのである。
目の前で五食目を頬張りはじめた男の肩を掴んで倒し、素早く手を後ろに縛る。そしてサービスエリア内のトイレに閉じ込めた。お前はそこで一生脱糞してろ。当職がこれからを生きるんだ。
バスはトイレ内の2年前の当職を残して出発。完璧だ。一世一代の偉業を成し遂げた達成感に包まれる。しかしほっとしたのも束の間、当職の腹部に異変が起きた。食後に激しい動きをしたためか、腸内がめまぐるしく蠕動する。
このままでは当職がここに来た意味がなくなってしまう。お願いだ!静まってくれ!当職は生まれて初めて主に心からの祈りを捧げた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢三十六にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。


夜行列車編

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて青春18きっぷを利用して行くことにした。
青春18きっぷの利用は初めてだったので切符の買い方がわからず、購入するさいに駅員から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る長距離夜行列車は4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすためにバス乗る前に買ったマックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ポテトの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると列車は長時間停車する浜松駅についた。浜松駅には深夜だということで特に何もなく当職はなにもしなかった。
再び列車に乗り、列車は目的地の大垣へ向け列車は出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢三十四にもなる男の奇声が大垣行きの夜行列車の中でこだました。

格安航空編

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて格安航空を利用して行くことにした。
格安航空の利用は初めてだったので搭乗口がわからず大遅刻、搭乗するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る航空機はエアバスA320だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすために航空機に乗る前に買ったマックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ポテトの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると航空機は安定飛行に入った。安定飛行中はシートベルトを外して当職はゆっくりとくつろいだ。
再びベルトサインが入り、航空機は目的地の九州へ向け航空機は着陸態勢に入ったのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きの航空機の中でこだました。

新幹線編

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて新幹線を利用して行くことにした。
新幹線の利用は初めてだったので東京駅の場所がわからず大遅刻、改札するさいに駅員から怪訝な目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る新幹線は2階建て4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすために乗る前に買ったマックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ポテトの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると新幹線は大宮についた。大宮駅のホームにはいろんな店があり当職は時間を忘れて食べ歩きした。
再び新幹線に乗り、新幹線は目的地の九州へ向けは出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢三十四にもなる男の奇声が盛岡行きのやまびこ号の中でこだました。



また、尊師以外の人物やバス以外の乗り物等の改変も登場しなんでもありになってしまう。

改変例(派生)

スターリン

明日はヤルタでソ連対日参戦、国際連合の設立についての首脳会議。
帝政ロシアから独立し、レーニン主義からの自立を目指す私は自分で交通費を出す。私は節約も兼ねて長距離電車を利用して行くことにした。
長距離電車の利用は初めてだったので電車乗り場がわからず大遅刻、搭乗する際に他の党員から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線にボリシェビキ時代を思い出す。「自分は書記長だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。私が乗る長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が秘密警察НКВДの隊員ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで私は小腹を満たすため、電車に乗る前に買ったピロシキを食べることにした。 ガサゴソと包装紙からピロシキを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ピロシキの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのグルジアワインはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると電車はキエフSAで休憩についた。キエフのSAにはいろんな店があり私は時間を忘れて食べ歩いた。再び電車に乗り、目的地のヤルタへ向け出発したのも束の間、私に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢六十七にもなる男の奇声が広大なソヴィエトの大地でこだました。

ポケモンのジムリーダー

明日はホウエンで同期の送別会。サカモトジムから独立し、シロモミ博士からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねてヒンバスを利用して行くことにした。
なみのりの利用は初めてだったのでひでんマシンの在り処がわからず大遅刻、搭乗する際にヒンバスから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に短パン小僧時代を思い出す。「自分はジムリーダーだ、こいつとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
当職が乗るヒンバスは4Vだ。個体値で選んだのは失敗だった。狭い技スペースに秘伝技は痛む。
到着するまで寝ようと思ったがビキニのお姉さんが泳いでいるということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすため、ヒンバスに乗る前に買ったポロックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からポロックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
赤ポロックの辛味が強かったのとひざしがつよいせいもあってLサイズのサイコソーダはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとヒンバスはタンバシティで休憩についた。タンバにはフレンドリィショップがあり当職は時間を忘れて食べ歩いた。
再びヒンバスに乗り、目的地のホウエンへ向け出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢三十四にもなる男のとおぼえがホウエン行きのヒンバスの上でこだました。

カラカラ帝

明日はアレクサンドリアで弟殺しの釈明会。セプティミウス家から独立し、元老院からの自立を目指す余は自分で交通費を出す。余は節約も兼ねてラクダを利用して行くことにした。
ラクダの利用は初めてだったので属州民の言葉がわからず大遅刻、搭乗する際に軍団兵から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に共同皇帝時代を思い出す。「自分はローマ皇帝だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
余が乗るラクダはフタコブだ。値段で選んだのは失敗だった。狭いコブとコブの間に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが後ろが若い女奴隷ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで余は小腹を満たすため、ラクダに乗る前に買ったエスカルゴを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からカタツムリを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ガルムの塩味が濃かったのと砂漠が乾燥してるせいもあってLサイズのワインはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとラクダはダマスクスSAで休憩についた。ダマスクスのSAにはいろんな店があり余は時間を忘れて食べ歩いた。
再びラクダに乗り、目的地のアレクサンドリアへ向け出発したのも束の間、余に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢二十七にもなる男の奇声がローマの広大な国土にこだました。

回転寿司のベルトコンベア

都内にある回転寿司チェーン店、その中で毎日廻って寿司を運んでいるベルトコンベアが私である。
この店とは生まれた時からの付き合いだ。10年も寿司を運んでいると、色々な事が起こる。
今日は変な客が私の店にやってきた。30代と60代の親子と思われる小太りの男2人がテーブル席で隣り合って座っていて異様な光景だ。
座っていきなりガリを床にぶちまけて店員は大迷惑。私にも汁がかかってしまった。
親と思われる初老の男は全く注意しない。しかも、30代の男は寿司に来ているのに揚げ物ばっか頼んでいる。
男はその後も私が運んだ皿のネタを素手で触った後元に戻したり、流れが後ろのテーブルの子供がほしがってたネタの皿を食べもしないのに全部とったりしていた。
それとこっそりワサビの袋をポケットにありったけ詰めていた。
終いには私の上に顔おいてきて気味が悪い。私の弟の給湯器のボタンに手刀してたり本当にうるさかった。許さねぇ。
あの男が弁護士バッヂを私の上に置いてきたので、時間が経った寿司と共にはねのけてやった。
弁護士バッヂが戻ってこなくてあいつ焦っている。ざまあみろ。
その後、茶碗蒸しを食い過ぎたのか腹壊して席で漏らしてた。匂いが店中に漂って大迷惑だ。

会計の時は初老の男は酔っ払っていて、代わりに素面の当職が勘定しておくナリナリ言いながらさり気なく借りた財布から万札抜いていた。


関連項目

外部リンク