マヨケーがポアされたため、現在はロシケーがメインとなっています。

恒心文庫:恒心は死んだ

提供:唐澤貴洋Wiki
2021年8月8日 (日) 13:49時点における>化学に強い弁護士による版 (→‎この作品について)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

本文

恒心が死んだ。
また死んだ。
かれこれ402892783114514回目の死だ。
テレビジョンをつけてみれば、AアナとM氏が今回の死亡原因について解説をしている。

ーーー 人は死ぬ。必ず死ぬ。
とうの昔に旧枠に追いやられたものの言葉が浮かぶ。
恒心は人ではないし明確な物体であるわけではない。孟子の言葉からとった法律事務所の名前だったということは聞いている。法律事務所の名前としての恒心の寿命は短かった。しかし、恒心は語り継がれ今は恒心という言葉だけが宙に浮いている。
ーーー 絶対死ぬ。死は避けられない。
ある時は欲に目がくらんだものによって死んだ、自己を顕示したもので死んだ、強大な力の前に勝てず死んだ。

死ぬ、死ぬ、死ぬ、死ぬ

この前はちばけんまが焼け落ちH家に火災保険が降りた。コメディ番組でYが同性愛者であることを告白した。けんまくんの置物の再製造が決定した。

明かせることは明かし尽くした、語れることは語り尽くした。

恒心の特番はまだ続く。AアナとM氏が身を乗り出し、更に熱弁している。

ハセカラが映画になった。恒心の宗教法人が出来た。恒心の政党も出来た。
やることはやり尽くした。しかし、ついにKはその姿を現さなかった。
今度こそ本当に終わりかも知れない。こう思ったのも334回は超えるだろう。
一人の高校生から始まったコンテンツにしては十分長続きしたもんじゃあないか、面白いものも醜いものもたくさん見れた。満足だと言い聞かせながら目を閉じる。

『…では!この一連の騒動、生放送であの人に聞いてみたいとおもいます。』
『アンノォ…』

親の声より聞きなれた声にはっと目を開けた。
あぁ、今度こそ恒心は死んだ。口角が上がるのを感じながらそう呟いた。

挿絵

この作品について

この作品が投稿された2016年3月当時、唐澤貴洋のご尊顔開示事件でご尊顔、第三次玉音放送で肉声が開示されていたものの、取材に答える姿としては開示されていなかった。
約半年後、お気持ち表明でついに唐澤貴洋は実在の人物でした実在の人物であることが判明するが、恒心はいまだ死なず炎上の日々は続いている。

リンク

恒心文庫
メインページ ・ この作品をウォッチする ・ 全作品一覧 ・ 本棚 ・ おまかせ表示