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番組スタッフの調査は唐澤貴洋側が提供したものばかりでなく、教徒側が[[唐澤貴洋Wiki|当Wiki]]などネットで発信している情報にも及んでいるものと思われ、VTRの合間には[[芸術路線]]など各[[路線]]の恒心教徒の活動の概要が初放送され、さらには番組製[[カラコイン]]と見られるものすら紹介されていた。 | |||
しかし、教徒の発信する事実追求を見たにしては時系列などに史実とは異なる内容が多々存在している他、これまでの玉音放送などでも同様のことではあるものの、相変わらず唐澤貴洋の悪行・無能ぶりは殆ど無かった事になっている<ref>ただし、[[無差別開示]]に関して自らの落ち度を認めるような言動もある</ref>。上のスパムめいたつぶやきも正当なTwitterにおける宣伝として紹介されている。無辜の被害者唐澤貴洋に対しネット掲示板投稿者(恒心教徒)は徹底的な悪とされ、単純な善悪二元論に落とし込まれた筋書きが誤りであるため、全体の評価としては賛否両論であった。 | |||
== 事実と考察 == | == 事実と考察 == |
2020年10月23日 (金) 23:40時点における版
逆転人生とは、NHKで放送されているドキュメンタリー番組。2019年5月20日放送回に「世界最大級のネット炎上」のタイトルで第十三次玉音放送が行われた。 唐澤貴洋、唐澤洋、清水陽平、スマイリーキクチが出演したほか、恒心教やハセカラ騒動に関するある程度詳細な解説も放送されたことで話題となった。
概要
2019年5月13日、雑談スレで同月20日に22時からNHK総合で放送される「逆転人生」に唐澤貴洋が出演することが教徒によって発見、報告された[1]。
5月20日月曜 NHK総合1 午後10時00分~ 午後10時50分 「世界最大級のネット炎上」 ネット上で誹謗(ひぼう)中傷が殺到し収拾のつかなくなる『炎上』。 ネット史に名を残す最大級の炎上に直面したのが、弁護士の唐澤貴洋さん(41)。 ネット上で受けた殺害予告はのべ100万回以上。あのジャスティン・ビーバーに次ぐ“世界2位”の数だ。 いざ炎上に見舞われると、生活はどうなってしまうのか?危機的な状況をどう打開したらいいのか? 本人目線で世界最大級の炎上を追体験しながら、逆転のノウハウをお届けする。
数日後にはNHKが予告編映像を公開し、5月16日には朝6時台のニュースで宣伝として予告編が放送された。映像には再現ドラマのシーンも含まれており、これまでの玉音放送とはかなり違う雰囲気で教徒・非教徒関係なく多いに拡散され、注目を集めた。
そして、本放送ではこれまで尊師が受けてきた様々な被害や恒心教の路線、0ChiakiやJEXといった騒動に関連した人物について触れられるなどこれまで一般人にはあまりに浸透しなかった炎上の詳細が再現ドラマを交えて大々的に紹介され、さらにこれまで恒心教に対し一切アクションを起こさなかった唐澤洋が取材を受け出演するなど、これまでの玉音放送とは明らかに違う規模での放送となり、大きな話題を呼んだ。
更に尊師と以前殺害予告をしたAさん(番組内での呼称)との対談において「やっぱり人間っていうのは弱いな」との名言が飛び出したり学生時代の唐澤少年の写真も放送されたりするなど新たな恒心が多数なされた。
後日大手エロ動画サイト「pornhub」に「ローヤー性交114514」との名前で本編がアップロードされ、話題になった。
当番組への出演によりWikipediaの逆転人生の項目内にゲストとして「唐澤貴洋」の名が記載され、初めてWikipedia上に合法的に尊師の名が記されることとなった。
またNHK総合は放送番組の1週間以内の再放送を特徴としており、本番組も例外ではなく5月24日深夜に再放送がなされた。実際には27日午後にも再放送が予定されていたが、こちらは日米首脳会談の報道特別番組が入ったためあえなく中止となってしまった[2]。
出演
スタジオ収録
- 唐澤貴洋
- 山里亮太(南海キャンディーズ) - 司会。余談だが、長谷川亮太の出身校である千葉経済大学附属高等学校の卒業生である。
- 杉浦友紀 - 司会。
- 田中卓志(アンガールズ)
- ダレノガレ明美
- 吉野ヒロ子 - 帝京大講師。ネットに強い専門家。
取材VTR
再現ドラマ
出演
以下ノンクレジットにより演者不明
- 山崎昌也(長谷川亮太にあたる人物)
- 報道陣(複数人いる)
再現VTRについて
ハセカラ騒動の特集で初の再現VTRということもあり、カラケー・なんJではその再現度がどのようなものか期待が高まった。そしていざ放映されると、多くのなんJ民や恒心教徒がそのクオリティの高さに驚愕することとなった。
実際になんJやカラケーなどに投稿されていた文章などはかなりの部分が再現されており、番組制作スタッフの知識や下調べは相当なものと思われる。例えばTwitterにて大量連投して「宣伝しか呟かない法律事務所というのも凄いなあ。」と呆れられていたスパムツイートもそのままであり、唐澤貴洋の言動だけでなく爆破予告の文面やカッターナイフ表彰状犯のレスなど教徒の書き込みまでほとんど一致している。
番組スタッフの調査は唐澤貴洋側が提供したものばかりでなく、教徒側が当Wikiなどネットで発信している情報にも及んでいるものと思われ、VTRの合間には芸術路線など各路線の恒心教徒の活動の概要が初放送され、さらには番組製カラコインと見られるものすら紹介されていた。
しかし、教徒の発信する事実追求を見たにしては時系列などに史実とは異なる内容が多々存在している他、これまでの玉音放送などでも同様のことではあるものの、相変わらず唐澤貴洋の悪行・無能ぶりは殆ど無かった事になっている[5]。上のスパムめいたつぶやきも正当なTwitterにおける宣伝として紹介されている。無辜の被害者唐澤貴洋に対しネット掲示板投稿者(恒心教徒)は徹底的な悪とされ、単純な善悪二元論に落とし込まれた筋書きが誤りであるため、全体の評価としては賛否両論であった。
事実と考察
再現VTRで判明した事実と考察
逆転人生のVTR放送内で新たに判明した事実。VTR中の描写における事実であり放送局の都合などにより実際の事実とは異なっている可能性がある。
恒心綜合法律事務所の事務員
恒心総合法律事務所に事務員が男性1人女性1人いる。女性事務員は渡邊恵美が知られているが、男性については未開示の事務員がいたのかもしれない。ただ、2014年8月時点では事務員が一人しかいないことが判明している[6]上、その後法律事務所クロスになってから起きた同時爆破予告事件の描写でも同じ演者の事務員であった。実際に恒心綜合時代とクロス時代双方で男女1名ずつ事務員を配置していたかは微妙。
再現VTRの主な相違点
依頼人の高校生は唐澤に依頼した時点で本名、住所、学校が掲示板に書き込まれていた
長谷川亮太が唐澤に依頼した時点で、彼の本名と学校は既に割れていたものの、住所は特定されていない。疑惑住所の確認が完了したのは、唐澤に依頼して1年後、ほしかネキが長谷川にTwitterで言及した時の事である。 また、再現VTRに写し出されたスレの日付は2012年3月7日の19時であり、現実では長谷川亮太が「長谷川参上!」スレを建ててなんJ民と馴れ合っていた時間帯であった。
開示請求をした1時間後に誹謗中傷が始まった
開示請求をして即なんJにスレを建てられたのは事実であるものの、実際は長谷川亮太が弁護士を雇って反撃してきたことに当初なんJ民は恐れており、唐澤への誹謗中傷は全く見受けられていない。実際に誹謗中傷を受けるようになったのは遊戯王カード事件と7年前開示事件の後であるため、1時間ではなく1ヶ月後であることが正しい。
唐澤貴洋が0Chiaki逮捕の情報提供をした
唐澤貴洋が0Chiakiの逮捕に貢献したかのような表現がなされていたが、まず実際に0Chiaki=Map1eであることをほのめかすような書き込みをしたのは、「東日本」というコテハンであるため、唐澤は東日本に便乗したに過ぎない。番組では唐澤がネットを見て0Chiaki=Map1eに気づき、被害者として通報したから逮捕されたという構成であったが、本当に通報したのか、実際通報していたとして唐澤の情報を警察が重要視して逮捕に役立てたのかは判明していない。なお警視庁では犯人検挙などに貢献があれば感謝状が贈呈されることがあるが[7]、唐澤貴洋が授与されたという事実も確認できない。
時系列の間違い
番組構成の都合か調査不足か、時系列がかなり適当になっている。例えば、疑惑尊師が初めて撮影されたのは2014年だが、再現ビデオの疑惑尊師開示シーンでは日付がそれよりも早いものになっており、騒動初期にすぐ判明したかのような演出になっている。
しかし唐澤貴洋と山岡裕明のご尊容開示事件の当時のなんJの「お腹パンパンやんけ!」などのレスは忠実に再現しており、しかも日付が絶叫脱糞初出の日であったことから意図的に日時をずらしたのではないかとも言われる。「顔がバレてないのに嫌がらせが起きる」「弁護士なのになぜか顔が長年不明」という珍事は一般市民(非ワ)には理解し難いであろう、という考えかもしれない。
スタジオ及び取材での事実
VTR以外での事実とその考察。「100万回以上の殺害予告を受けている」と自称していることは逆転人生放送以前から知られていたが、他はこの番組が初出。
唐澤貴洋は100万回以上の殺害予告を受けている
ジャスティン・ビーバーに次ぐ殺害予告数としているが、この情報は出典不明のネットのコピペに過ぎない。同時爆破予告事件についての再現VTRでマスコミがネットを鵜呑みにしてなりすまし爆破予告を唐澤自身が犯人だと取材しに押しかけてくる[8]エピソードを描き、マスコミがネットのデマを信じるのかと批判的な態度を取ったがNHKのブーメランである。
無差別開示の開示対象レスの資料を保管している
無差別開示の際裁判所に提出した実際の資料を保管していた。「【芸能】唐澤貴洋、相談したくない弁護士3連覇!!」のスレが画面に映された。資料が保管されていたのはハート引越しセンターの段ボール箱である。唐澤貴洋は事務所を何度も移転しているので今後の聖遷までに引越し社に就職すれば事務所移転に立ち会えるかもしれない。
無差別開示で訴えられなかったのはプロバイダ裁判をしなかったから
無差別開示して得たIPアドレスからをプロバイダに問い合わせたところ「個人情報を明かす義務はない」と拒否され特定に失敗したと語られる。法律の壁に阻まれたとしているが、プロバイダ責任制限法上当然の対応である[9]。実際にプロバイダからの開示拒否の文書は同法第4条第1項第1号に基づいたものであった。この場合プロバイダに対して裁判を行えば個人情報開示の決定がなされる可能性が十分あったのに、それを怠ったのか裁判遂行能力がなかっただけなのだ。このプロバイダの対応について唐澤は「力抜けしちゃうような回答」だったとしているが、ネット誹謗中傷対策で顎を養うパカ弁でありながらIPアドレスから個人の特定もままならぬ程度の無能には抜ける力もないだろう。
騒動についての唐澤洋の見解
田園調布サティアンには度重なる殺害予告や爆破予告のために警察が頻繁にパトロールを行っていたようで、唐澤洋は保管していた100を優に越えるであろう枚数の巡回記録メモの束をVTRで公開した。これでもごく一部であるようだ。さながら「ひろしくん係」といったところであろうか。これほどの被害に見舞われながらも「別に悪いことをしているわけじゃないなぜビクビクしなきゃいけないのか」と息子への盲愛は止まず、当人も「どれほど理不尽な仕打ちにあっても父は弱音を吐かず私を励まし続けてくれた」と依存している。
- この一件により、ハセカラ騒動に一片の反省も見せない尊師の人間性が形成されたのは洋が庇護し甘やかしていたからと捉えられ、せっかくテレビに登場したにも関わらずかえって評価を損ねてしまった。
殺害予告をしたAさんとの対談
以前教徒として殺害予告を書き込んでいたAさんなる人物と唐澤貴洋が対談をした。Aさんは唐澤貴洋に謝罪し、殺害予告をしていた理由を語った。その中でAさんは「(実生活で)友達とかもいなくてそこぐらいしか居場所が無い」という言葉を口にした。これは誹謗中傷しているのはネットに居場所を求める人間であるという、しばしば唐澤が主張しているものと一致する。また、その孤独感を自身の臥薪嘗胆していた中高生時代と重ね合わせていた。最後は握手をして対談を終えた。そして去りゆくAさんの背中を見送る唐澤貴洋の口からやっぱり人間っていうのは弱いなの名言が生まれた。他にも4人ほどと会っているという。なお謝罪した教徒がいるということ自体は騒動初期の2013年8月にわかっていたことであるが、今回のAさん含め会ったという教徒が誰なのかはわかっていない。
炎上の研究会
ネット炎上から守る法律や組織が必要だとして弁護士の仲間や似たような被害を受けた人とともに研究会を開いていることが明かされる。メンバーとして清水陽平とスマイリーキクチが登場した。
そもそも逆転人生なのか?
放送後も唐澤への嫌がらせ等は止んでおらず、それどころか爆破予告などでますます燃え広がっている。よって、そもそも人生を逆転していない。唐澤が出るべきは逆転人生ではなくしくじり先生だとする身も蓋もない見解もある。
ギャラリー
関連項目
出典・註釈
- ↑ スバケー 雑談スレ >>301-302(魚拓)
- ↑ 余談だが8月に開催された夏の高校野球で、8月11日に予定されていた試合が荒天で中止となった場合と18日が当初の予定通り休養日となった場合は当日朝9時から逆転人生のアンコール放送が予定されていた。雨傘番組の性質上具体的な内容はその時になるまで分からないが、もしかしたらこれの2度目の再放送が実現された可能性もワンチャンあったかもしれない。なお実際は両日とも試合が行われたため、(なぜかというと15日に予定されていた試合が台風接近で全試合1日順延となり、18日にも試合が行われることになったため)再放送はなかった。
- ↑ @hizikaraurokoのツイート(魚拓)
- ↑ @mamo_nukoのツイート(魚拓)
- ↑ ただし、無差別開示に関して自らの落ち度を認めるような言動もある
- ↑ 求人情報(魚拓)
- ↑ 感謝状#警視総監または道府県警察本部長及び本部部長等からの感謝状 - Wikipedia
- ↑ 映像では住居侵入紛いのかなり強引な押しかけであったがさすがに脚色が含まれていると思われる
- ↑ 権利侵害があった時に開示の根拠となるのが同法だが、発信者の個人情報が正当な理由なく提供されないことを定めるのもまた同法である