「Tor」の版間の差分
*>唐 編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
'''Tor'''(トーア)とは、インターネットの匿名化技術、およびその技術を利用したソフトウェアである。 | '''Tor'''(トーア)とは、インターネットの匿名化技術、およびその技術を利用したソフトウェアである。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
8行目: | 9行目: | ||
== 騒動との関係 == | == 騒動との関係 == | ||
[[パカ弁]]として有名な[[唐澤貴洋]]は、Torを利用した書き込み者を特定することは困難であると述べている<ref>[[若手会員が知っておくべき弁護士業務妨害対策#「インターネットを通じた業務妨害」]] | [[パカ弁]]として有名な[[唐澤貴洋]]は、Torを利用した書き込み者を特定することは困難であると述べている<ref>[[若手会員が知っておくべき弁護士業務妨害対策#「インターネットを通じた業務妨害」]]を参照</ref>。 | ||
なお、上記座談会の記事では『T』と『or』の間に不自然なスペースがみられ、『T or』となっていたため、恒心教徒によって『T or(ティー・オア)』などと度々揶揄されることとなった。 | |||
一連の騒動では、[[唐澤貴洋のご尊顔開示事件|唐澤貴洋の写真]]をTorによる投稿が可能な[[カラケー]]に上げるなどの利用がされている。 | 一連の騒動では、[[唐澤貴洋のご尊顔開示事件|唐澤貴洋の写真]]をTorによる投稿が可能な[[カラケー]]に上げるなどの利用がされている。 | ||
== Torの用途 == | == Torの用途 == | ||
本来、Torは言論の自由を守るために使われるべきものであり、犯罪行為を行う悪いもの達はTorを利用するに値しない[http://www.cyberarts.tokyo/?p=167 Torは無敵か? - 田中一哉]。 | 本来、Torは言論の自由を守るために使われるべきものであり、犯罪行為を行う悪いもの達はTorを利用するに値しない<ref>[http://www.cyberarts.tokyo/?p=167 Torは無敵か? - 田中一哉]</ref>。 | ||
そのため、公式サイトからTor | そのため、公式サイトからTor Browserをダウンロードするだけで誰でも手軽に使える<ref>インストーラーは英語だが、インストール後に日本語化が可能である。また、Androidアプリも配布されている。</ref>からといって、安易な悪用は許されない。ましてや、パソコンに犯罪の痕跡を残さないためにTailsを導入する、Torからのアクセスであることを秘匿するためにPHProxyなどのWebプロキシーを使用する、VPNを利用するなどということはあってはならない。 | ||
当然、悪用を企む悪芋達は{{wpl|User Datagram Protocol|UDP}}サポートのあるサーバーを選択することによって、'''IPを[[セルフ開示]]'''すべきなのであって、更に匿名性を高めるために仮想環境の導入など許されないのは自明である。 | 当然、悪用を企む悪芋達は{{wpl|User Datagram Protocol|UDP}}サポートのあるサーバーを選択することによって、'''IPを[[セルフ開示]]'''すべきなのであって、更に匿名性を高めるために仮想環境の導入など許されないのは自明である。 | ||
21行目: | 23行目: | ||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references /> | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
2015年6月15日 (月) 08:17時点における版
Tor(トーア)とは、インターネットの匿名化技術、およびその技術を利用したソフトウェアである。
概要
クライアントからサーバーへの接続に複数のノードを経由することにより、発信元の秘匿化を実現している。 世界中のジャーナリスト、活動家、諜報機関、悪芋が政府の監視から逃れるために利用している。
日本では、片山祐輔がパソコン遠隔操作事件で使用したことから有名になった。
騒動との関係
パカ弁として有名な唐澤貴洋は、Torを利用した書き込み者を特定することは困難であると述べている[1]。 なお、上記座談会の記事では『T』と『or』の間に不自然なスペースがみられ、『T or』となっていたため、恒心教徒によって『T or(ティー・オア)』などと度々揶揄されることとなった。 一連の騒動では、唐澤貴洋の写真をTorによる投稿が可能なカラケーに上げるなどの利用がされている。
Torの用途
本来、Torは言論の自由を守るために使われるべきものであり、犯罪行為を行う悪いもの達はTorを利用するに値しない[2]。
そのため、公式サイトからTor Browserをダウンロードするだけで誰でも手軽に使える[3]からといって、安易な悪用は許されない。ましてや、パソコンに犯罪の痕跡を残さないためにTailsを導入する、Torからのアクセスであることを秘匿するためにPHProxyなどのWebプロキシーを使用する、VPNを利用するなどということはあってはならない。
当然、悪用を企む悪芋達はUDPサポートのあるサーバーを選択することによって、IPをセルフ開示すべきなのであって、更に匿名性を高めるために仮想環境の導入など許されないのは自明である。
また、診断くんなどで匿名環境の構築に成功しているかどうか調べたり、捜査の及びにくい国のサーバーを選ぶなど論外である。
脚注
- ↑ 若手会員が知っておくべき弁護士業務妨害対策#「インターネットを通じた業務妨害」を参照
- ↑ Torは無敵か? - 田中一哉
- ↑ インストーラーは英語だが、インストール後に日本語化が可能である。また、Androidアプリも配布されている。
関連項目
外部リンク
- 公式サイト
- Tails
- Sec4Orpheus - プライバシー防衛術をまとめたサイト