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== 事件の概要 ==
== 事件の概要 ==
=== 2021年12月 ===
=== 2021年12月 ===
黄事件と同様、唐澤貴洋を騙って多数の場所に犯行予告を仕掛けた。なお、台湾という地理的な問題からか、今回の犯行予告は主に{{wpl|台湾鉄路管理局|現地の鉄道会社}}を対象にしたものであるが、一部{{wpl|蔡英文}}総統など政治家も含まれている。
黄事件と同様、唐澤貴洋を騙って多数の場所に犯行予告を仕掛けた。なお、台湾という地理的な問題からか、今回の犯行予告は主に{{wpl|台湾鉄路管理局|現地の鉄道会社}}を対象にしたものであるが、一部{{wpl|蔡英文}}総統など政治家も含まれている。
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=== 2022年5月 ===
=== 2022年5月 ===
2022年5月4日午前6時頃(台湾時間)、台北市中山区の或る建設会社に唐澤貴洋名義の爆破予告が届いた<ref>{{archive|1=https://www.setn.com/News.aspx?NewsID=1110143|2=https://archive.vn/6Me0b|3=<span lang="zh-TW">快訊/北市警追查中!建設公司收怪電郵 歹徒揚言炸總統府</span>}} - <span lang="zh-TW">三立新聞網</span></ref>。
2022年5月4日午前6時頃(台湾時間)、台北市中山区の或る建設会社に唐澤貴洋名義の爆破予告が届いた<ref>{{archive|1=https://www.setn.com/News.aspx?NewsID=1110143|2=https://archive.vn/6Me0b|3=<span lang="zh-TW">快訊/北市警追查中!建設公司收怪電郵 歹徒揚言炸總統府</span>}} - <span lang="zh-TW">三立新聞網</span></ref>。


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=== 2022年7月 ===
=== 2022年7月 ===
 
日本では[[公職選挙法違反#2度目(2022年7月 参院選)|2022年7月の参院選]]で[[東谷義和]]の当落が注目される中の2022年7月10日午前10時10分(台湾時間)、またも唐澤貴洋名義の爆破予告が届いた<ref>{{archive|1=https://news.tvbs.com.tw/local/1843862|2=https://archive.ph/D3HNX|3=<span lang="zh-TW">「嗆殺唐鳳、台北101投擲炸彈」 自稱日本律師已觸法</span>}} - <span lang="zh-TW">TVBS新聞網</span></ref>。
日本では[[公職選挙法違反#2度目(2022年7月 参院選)|2022年7月の参院選]]で[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/東谷義和|東谷義和]]の当落が注目される中の2022年7月10日午前10時10分(台湾時間)、またも唐澤貴洋名義の爆破予告が届いた<ref>{{archive|1=https://news.tvbs.com.tw/local/1843862|2=https://archive.ph/D3HNX|3=<span lang="zh-TW">「嗆殺唐鳳、台北101投擲炸彈」 自稱日本律師已觸法</span>}} - <span lang="zh-TW">TVBS新聞網</span></ref>。
今回の予告では行政院の爆破のみならず、{{wpl|唐鳳}}(オードリー・タン)を射殺するという予告も含まれている。
今回の予告では行政院の爆破のみならず、{{wpl|唐鳳}}(オードリー・タン)を射殺するという予告も含まれている。


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これまで、日本国外において唐澤貴洋は知る人ぞ知る人物であった。名前を知っている人でも、「日本で何かをやらかしてネットのおもちゃにされている人」程度の認識が多数であったであろう。それが、テレビというメディアを通じて初めて海外の大衆に知れ渡ることになったのである。
これまで、日本国外において唐澤貴洋は知る人ぞ知る人物であった。名前を知っている人でも、「日本で何かをやらかしてネットのおもちゃにされている人」程度の認識が多数であったであろう。それが、テレビというメディアを通じて初めて海外の大衆に知れ渡ることになったのである。


[[マヨケー]]の書き込みによれば、唐澤貴洋の画像は[[炎上弁護士]]発売時に行われた毎日新聞の画像をそのまま切り抜いている。また[[恒心教徒]]の推測では唐澤貴洋に対して取材は行っていないのではないかとのことである。
[[マヨケー]]の書き込みによれば、唐澤貴洋の画像は[[炎上弁護士]]発売時に行われた毎日新聞の画像をそのまま切り抜いている。また[[恒心教徒]]の推測では唐澤貴洋に対して取材は行っていないのではないかとのことである。ただし、唐澤貴洋は2022年5月22日の[[夜泣き]]の中で「あと台湾でオレの名前使って爆破予告しているやつに告ぐ。オレは台湾大好きだぜ。お前の行為でオレの台湾愛はおさまらないからな。オードリー政務委員、僕は関係ありません。誰か翻訳頼みます。<ref>{{Archive|https://twitter.com/callinshow/status/1528387324450865153|https://archive.ph/0wSy0|https://twitter.com/callinshow/status/1528387324450865153}}</ref>」と的外れも甚だしい馬鹿丸出しの発言をしているため、少なくとも台湾当局から連絡が入ったなどを理由として自身の名前を騙った爆破予告が台湾にされていることは把握しているようである。


一方で、台湾という言語的な問題もあったためか、唐澤貴洋の紹介文が、日本の[[玉音放送|大手メディア]]に流されている典型的な[[唐澤貴洋被害者説]]に基づいたものになってしまっている。台湾のメディアが[[唐澤貴洋Wiki:Handbooks/唐澤貴洋の悪行一覧|唐澤貴洋の実像]]について調べるのは日本人とは比較にならないほど困難であり、本事件は海外での普及に対して大きく貢献した一方で、[[海外布教]]路線において課題を残したのも事実である。
一方で、台湾という言語的な問題もあったためか、唐澤貴洋の紹介文が、日本の[[玉音放送|大手メディア]]に流されている典型的な[[唐澤貴洋被害者説]]に基づいたものになってしまっている。台湾のメディアが[[唐澤貴洋Wiki:Handbooks/唐澤貴洋の悪行一覧|唐澤貴洋の実像]]について調べるのは日本人とは比較にならないほど困難であり、本事件は海外での普及に対して大きく貢献した一方で、[[海外布教]]路線において課題を残したのも事実である。


なお、2022年5月現在において、犯人は未特定の模様である。
なお、2022年9月現在において、犯人は未特定の模様である。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2022年9月14日 (水) 22:04時点における版

東京4区は真理党へ

本記事では政治的な思想や活動が扱われておりますが、あくまで騒動との関係に注目したものであり、特定の思想に賛同したり、反対したりするものではありません。

編集者の皆様におかれましても、この点に留意した上での編集をお願い申し上げます。

台湾連続爆破予告事件は、2021年12月及び2022年5月、7月に台湾で発生した連続爆破予告・犯行予告事件、なお当Wikiにおける事件名は暫定的なものであり、単独犯かどうかも厳密には未確定である。

背景

台湾は、日本国外の中では恒心教が比較的浸透している地域である。

2017年7月には、台湾人恒心教徒のが、唐澤貴洋を名乗って台北市議に対して殺害予告を行い逮捕・有罪判決となり、海外教徒として初の殉教者となった。

そのような事件が起きた台湾で、5年の時を経て再び事件が起きるのだ

事件の概要

2021年12月

黄事件と同様、唐澤貴洋を騙って多数の場所に犯行予告を仕掛けた。なお、台湾という地理的な問題からか、今回の犯行予告は主に現地の鉄道会社を対象にしたものであるが、一部蔡英文総統など政治家も含まれている。

12月9日には唐澤貴洋を名乗る人物が台湾鉄路に対して、「蘇寶蘭[1]を釈放しなければ踏切に燃料を積んだトラックを列車に突っ込む」とする爆破予告メールが送りつけられた[2][3]。これに伴って台湾鉄路は踏切107箇所を警戒することを余儀なくされた。

しかし、事件はこれだけに留まらなかった。大晦日の12月31日に、今度は台湾高速鉄道[4]に対して、やはり唐澤貴洋を名を騙り、「台中駅から爆弾を持って乗り込み、総統府に爆弾を投げる」「蔡英文総統並びに衛生福利部部長の陳時中を射殺する」という予告を行うに至った[5]。台湾警察ではこれらが同一人物なのか調査中としている。しかし、台湾の恒心教徒の数は多くないと思われるため、同一犯の可能性が高い。 犯行声明は以下の通り。

本日已購買從高鐵台中北上車票
會隨身攜帶炸彈
向總統府投擲炸彈
槍殺永和女士.衛福部陳部長

ざっくりと翻訳すれば

本日、高鉄[6]の台中から北上する乗車券を買った。
爆弾を携行し、
総統府に向けて爆弾を投擲するつもりだ。
永和女士[7]・衛福部陳部長を射殺する。

なお唐澤貴洋の存在については台湾側も把握しており、メディアでも報じられている。

なお、同日にはyoutube上で台北101[8]で犯行予告をしたとして「朱」という人物が逮捕されているが、本事件とは無関係の模様である[9]

2022年5月

2022年5月4日午前6時頃(台湾時間)、台北市中山区の或る建設会社に唐澤貴洋名義の爆破予告が届いた[10]

予告の内容は以下の通り[11]。 台湾高鉄と総統府を爆破すると予告している。

我是日本律師唐澤貴洋

法律事務所Steadiness 上午6:49
stk0944@hotmail.com

我是日本律師唐澤貴洋。
向台灣高鐵投擲炸彈。
同時,我們還在中華民國總統府安放了一枚高爆彈,將於5月6日下午3點34分爆炸。
我們將把它炸掉,這就是我們的決定。
權力屬於無聲的人。在一個無愛的時代的愛。一個新的時代。

brothers.tw的管理員。
14514 BTC

法律事務所Steadiness 唐澤貴洋
〒108-0073
東京都港区三田2-2-15 三田綱町デュープレックスR's301
TEL 03-6435-8073
FAX 03-6435-8075
https://steadiness-law.jp/

更に5月6日午前6時47分、蘋果新聞網に次のような爆破予告が届いた[12]

寄件者:法律事務所Steadiness
<info@steadiness-law.jp>
Date: 2022年5月6日 週五 上午6:47
Subject: 我是日本律師唐澤貴洋
To: <news@appledaily.com.tw>

我是日本律師唐澤貴洋。

向桃園國際機場投擲炸彈。
向台北101投擲炸彈。
向澎湖馬公基地投擲炸彈。
將於5月8日爆炸。

我們將把它炸掉,這就是我們的決定。
權力屬於無聲的人。在一個無愛的時代的愛。一個新的時代。


法律事務所Steadiness  唐澤貴洋
東京都港区三田2-2-15
TEL:03-6435-8073
FAX:03-6435-8075

台湾の刑事警察局によれば、唐澤貴洋名義での脅迫は30件に達するという[12]

2022年7月

日本では2022年7月の参院選東谷義和の当落が注目される中の2022年7月10日午前10時10分(台湾時間)、またも唐澤貴洋名義の爆破予告が届いた[13]。 今回の予告では行政院の爆破のみならず、唐鳳(オードリー・タン)を射殺するという予告も含まれている。

我是日本律師唐澤貴洋。槍殺唐鳳。

法律事務所Steadiness
今天 上午10:10

我是日本律師唐澤貴洋。

槍殺唐鳳。

向大學投擲炸彈。
向台北101投擲炸彈。
將於7月11日爆炸。

我們將把它炸掉,這就是我們的決定。
權力屬於無聲的人。
在一個無愛的時代的愛。
一個新的時代。

法律事務所Steadiness  唐澤貴洋
東京都港区三田2-2-15 三田綱町デュープレックスR's301
TEL:03-6435-8073
FAX:03-6435-8075

台北市警によると、海外のIPアドレスからのメールであったという。 日本で安倍晋三が殺害された事件の直後であったことから、市警も警戒を強めている。


更に7月15日の早朝4時39分、蘋果新聞網に次のような爆破予告が届いた[14]。 この予告では中華民国行政院長の蘇貞昌への殺害予告以外は対象が日本の人物や組織であり、首相の岸田文雄、皇居、国会議事堂、統一教会の日本支部が対象となっている。

我是日本律師唐澤貴洋。

槍殺行政院長蘇貞昌。
槍殺日相岸田文雄。

向日本皇居投擲炸彈。
向日本國會議事堂投擲炸彈。
向日本世界和平統一家庭聯合會投擲炸彈。
將於7月17日爆炸。
不想死的請趁早逃命。

我們將把它炸掉,這就是我們的決定。
權力屬於無聲的人。
在一個無愛的時代的愛。
一個新的時代。

法律事務所Steadiness  唐澤貴洋

成果

本事件における特筆すべき恒心として、台湾のテレビメディアが海外メディアとしては初めて唐澤貴洋を顔写真付きで報じたことである。

これまで、日本国外において唐澤貴洋は知る人ぞ知る人物であった。名前を知っている人でも、「日本で何かをやらかしてネットのおもちゃにされている人」程度の認識が多数であったであろう。それが、テレビというメディアを通じて初めて海外の大衆に知れ渡ることになったのである。

マヨケーの書き込みによれば、唐澤貴洋の画像は炎上弁護士発売時に行われた毎日新聞の画像をそのまま切り抜いている。また恒心教徒の推測では唐澤貴洋に対して取材は行っていないのではないかとのことである。ただし、唐澤貴洋は2022年5月22日の夜泣きの中で「あと台湾でオレの名前使って爆破予告しているやつに告ぐ。オレは台湾大好きだぜ。お前の行為でオレの台湾愛はおさまらないからな。オードリー政務委員、僕は関係ありません。誰か翻訳頼みます。[15]」と的外れも甚だしい馬鹿丸出しの発言をしているため、少なくとも台湾当局から連絡が入ったなどを理由として自身の名前を騙った爆破予告が台湾にされていることは把握しているようである。

一方で、台湾という言語的な問題もあったためか、唐澤貴洋の紹介文が、日本の大手メディアに流されている典型的な唐澤貴洋被害者説に基づいたものになってしまっている。台湾のメディアが唐澤貴洋の実像について調べるのは日本人とは比較にならないほど困難であり、本事件は海外での普及に対して大きく貢献した一方で、海外布教路線において課題を残したのも事実である。

なお、2022年9月現在において、犯人は未特定の模様である。

関連項目

出典・註釈