先に仮想通貨のリスクを見せた方がわかりやすいと思い使用上の注意を前に持ってきた他、チェイナリシスや値動きに関する追記、また文中で「仮想通貨」と「暗号通貨」の利用が混在していたので前者に統一しました
(→第二弾) |
>恒心教調査部調査課長 (先に仮想通貨のリスクを見せた方がわかりやすいと思い使用上の注意を前に持ってきた他、チェイナリシスや値動きに関する追記、また文中で「仮想通貨」と「暗号通貨」の利用が混在していたので前者に統一しました) |
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'''仮想通貨'''(かそうつうか)とは、特定の国家による価値の保証を持たない通貨のことである。{{wpl|ビットコイン}} | '''仮想通貨'''(かそうつうか)とは、特定の国家による価値の保証を持たない通貨のことである。{{wpl|ビットコイン}}に代表される、暗号理論を用いて電子的に発行される通貨(=暗号通貨、暗号資産)が広く知られている。本項目では恒心教における仮想通貨の利用についても記載する。 | ||
==概要== | ==概要== | ||
仮想通貨そのものについての解説は{{wpl|仮想通貨|Wikipedia}}に任せる。<br> | 仮想通貨そのものについての解説は{{wpl|仮想通貨|Wikipedia}}に任せる。<br> | ||
ビットコインなどの仮想通貨による取引や送金は、(後述のような弱点があるとはいえ)銀行口座を使うといった既存の送金手段と比べれば警察が把握しにくいため、マネーロンダリングや税金逃れなどに利用されることもある。<br> | |||
恒心教ではこの特徴を利用し、[[カラケー]]や[[唐澤貴洋Wiki]]といったサイトの運営代(サーバーのレンタル費用)として、あるいはそれをカンパする際にしばしば用いられる。 | 恒心教ではこの特徴を利用し、[[カラケー]]や[[唐澤貴洋Wiki]]といったサイトの運営代(サーバーのレンタル費用)として、あるいはそれをカンパする際にしばしば用いられる。 | ||
==使用上の注意== | |||
マスコミなどで「資金洗浄に使われる」といった報道がなされるためか「仮想通貨は匿名性が高い」という誤解が生まれているが、ビットコインなどの主立った仮想通貨は基本的に誰でも(当然[[国営セコム]]も)ブロックチェーン上の取引記録の閲覧が可能である。そのため、例えば個人情報を登録した取引所で取得したビットコインなどを<del>犯罪</del>恒心教での活動に使用すると、身元が特定される恐れがある。 | |||
特に近年、米国のチェイナリシスなどブロックチェーン分析企業が台頭しており、ビットコインやイーサリアムといった主な仮想通貨のアドレスと取引記録を網羅的に収集し、取引所や交換所、仮想通貨を利用する企業や犯罪組織の情報と結びつけ「誰が誰に送金したのか」を簡単に分析できるサービスを提供している。提供先には各国の捜査機関なども含まれ、違法な手段で手に入れた仮想通貨を何の対策もなく自分の取引所のアカウントに送金し現金化するなどしてしまえば即座に身元がバレてしまう。 | |||
カラケーやwikiへの寄付や[[贈り物路線]]での活用、[[VPN]]をはじめとしたサービスの購入など恒心活動に使用する際は、{{wpl|Monero}}といった匿名性の高い仮想通貨を使うか、それらを介してミキシングしたビットコインを使う、またはコンビニなどで買えるギフトカードを利用して入手する<ref>例としてPurse.ioやPaxfulなどがある。</ref>といった工夫が必要である。 | |||
また、米ドル・円などの法定通貨や金(ゴールド)は無論のこと、いわゆる「リスク資産」とされる株式以上に値動きが激しい(ボラティリティが高い)ため<ref>ただし一部の新興国・途上国の通貨のボラティリティがビットコインを上回ることは稀にある</ref>、前金払したり、運営資金として長期的に貯蓄したりすることには向かない<ref>ただし株式同様、発行枚数が限られていることが多いため、数年単位の長期的で見れば価値が上がっていくことが多い</ref>。 | |||
もっともビットコインのような人気の高い仮想通貨は、2024年に米国で現物ETFが当局に認可されるなど資産として認める風潮が醸成されつつあり、近年は毎日のように暴騰暴落を繰り返しているというわけでもない<ref>それでも他の資産よりは変動が激しいが</ref>。比較的値動きが安定している時期が多いものの、2020年のコロナショックやイーロン・マスクのような著名人の口先介入、大手取引所での不祥事などをきっかけに短期間に急激に価値が変動する場合がある。また、新興で経済規模が小さくその時々の人気で価格が左右される草コインやミームコインといった仮想通貨は極端な暴騰暴落を繰り返している。 | |||
仮想通貨への投資や決済での利用を行う際には、関連ニュースやSNS上のコミュニティの動向などで現在および将来価値をよく検討してから換金することが望ましい。 | |||
==ビットコインによるカラケー・唐澤貴洋wikiの運営== | ==ビットコインによるカラケー・唐澤貴洋wikiの運営== | ||
[[唐澤貴洋掲示板]]は、当初[[したらば掲示板]]のサービスを利用していた。[[したらば]]は無料でサーバーがレンタルでき、専用ブラウザが使えるなど2chとの親和性も高かったためである。しかし、[[カラザイル]]以降[[したらば]]運営による強制閉鎖が相次ぎ、教徒は短期間で移住を繰り返さざるを得なくなっていた。<br> | [[唐澤貴洋掲示板]]は、当初[[したらば掲示板]]のサービスを利用していた。[[したらば]]は無料でサーバーがレンタルでき、専用ブラウザが使えるなど2chとの親和性も高かったためである。しかし、[[カラザイル]]以降[[したらば]]運営による強制閉鎖が相次ぎ、教徒は短期間で移住を繰り返さざるを得なくなっていた。<br> | ||
そこで、[[サヒケー]] | そこで、[[サヒケー]]以降は海外の防弾サーバーを独自にレンタルすることで、運営による閉鎖の危険性を下げることに成功した。しかし、無料のサービスであった[[したらば]]から離れたことで、サーバーのレンタル代金という新たな問題が発生した。<ref>それ以前にも[[ハンガリー要塞]]や[[空澤高尋掲示板|カークランド]]等海外サーバーを利用したカラケーは存在したが、無料サーバーの使用や短期間での閉鎖で資金問題にまで至らなかった。</ref><br> | ||
そこで、[[カラケー]]の運営に使われる代金として、あるいはカンパを送金する手段として匿名性の高いビットコインが使われるようになったのである。<br> | そこで、[[カラケー]]の運営に使われる代金として、あるいはカンパを送金する手段として匿名性の高いビットコインが使われるようになったのである。<br> | ||
[[唐澤貴洋Wiki]]でも、初代は無料サービス<ref>Shoutwiki</ref>を利用していたものの、「広告が貼れない」という理由で運営から閉鎖を通告、2代目から防弾サーバー<ref>ただしモルドバ鯖は[[うしじま]]の苦情を受けてポアしたので防弾とはいえない</ref>に移行している。<br> | [[唐澤貴洋Wiki]]でも、初代は無料サービス<ref>Shoutwiki</ref>を利用していたものの、「広告が貼れない」という理由で運営から閉鎖を通告、2代目から防弾サーバー<ref>ただしモルドバ鯖は[[うしじま]]の苦情を受けてポアしたので防弾とはいえない</ref>に移行している。<br> | ||
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===運営資金=== | ===運営資金=== | ||
[[カラケー]] | [[カラケー]]・Wikiの運営資金となるビットコインは[[サヒケー]]以降、やさしいわーるどと4代目[[唐澤貴洋Wiki]]を除いて<ref>いずれも自費のため</ref>メインの[[カラケー]]管理人が所持している。 | ||
[[サヒケー]] | [[サヒケー]]の時代にはビットコインによる教徒の寄付のほかCoinURL<ref>Adflyの仮想通貨版で短縮urlを踏んだ回数によって報酬支払われる。</ref>を利用した運営資金調達が行われていた。 | ||
二代目唐澤貴洋Wiki時代には、恒心関連のまとめブログ「[[ナリ速]]」への批判が相次いだことから当時のメイン[[カラケー]]([[イスラム国日本支部掲示板|イスケー]])が書き込みの転載禁止を明記し、罰則として3万円/レス分のビットコインをWiki宛に送金することを義務付けた。しかしナリ速管理人の[[茂み]]はスクショを捏造し罰金を送付したように見せかけ、さらにWiki管理人の[[Pacal2]]に対し口裏を合わせるよう求めた。 | 二代目唐澤貴洋Wiki時代には、恒心関連のまとめブログ「[[ナリ速]]」への批判が相次いだことから当時のメイン[[カラケー]]([[イスラム国日本支部掲示板|イスケー]])が書き込みの転載禁止を明記し、罰則として3万円/レス分のビットコインをWiki宛に送金することを義務付けた。しかしナリ速管理人の[[茂み]]はスクショを捏造し罰金を送付したように見せかけ、さらにWiki管理人の[[Pacal2]]に対し口裏を合わせるよう求めた。 | ||
ところがこの捏造はすぐにバラされ、幻滅したPacal2は引退、二代目Wikiもその後のサーバートラブルの際に閉鎖され茂みは大炎上してしまう([[ナリ速#6万円詐称・wiki閉鎖騒動]]、[[第二次唐澤wiki閉鎖騒動]]も参照) | ところがこの捏造はすぐにバラされ、幻滅したPacal2は引退、二代目Wikiもその後のサーバートラブルの際に閉鎖され茂みは大炎上してしまう([[ナリ速#6万円詐称・wiki閉鎖騒動]]、[[第二次唐澤wiki閉鎖騒動]]も参照)。ビットコインのような仮想通貨の根幹を成す{{wpl|ブロックチェーン}}はユーザーの全ての取引記録を完全な状態で共有する技術であり、これにより仮想通貨は信用を得ている。つまり'''取引記録は誰でも閲覧可能'''であり、これは仮想通貨の'''基本中の基本'''である。茂みの行動はその仕様を全く理解していないと言わざるを得ず、騒動後に各方面から失笑を買った。 | ||
===仮想通貨の匿名化=== | ===仮想通貨の匿名化=== | ||
[[Tor]] | 上述の通り[[Tor]]でお手軽に匿名化できるインターネット通信と違ってビットコインなどの仮想通貨の送金や獲得を匿名化することは困難となっている<ref>一例として、匿名でアマギフからBTCを買うことができたPurse.ioは運営母体の買収により身分証明が必要となった。[https://medium.com/purse-essays/moving-in-a-new-direction-48f63a89cf42]</ref>。運営費募集のハードルになっていると思われ、寄付の少なさからマヨケーはたびたび資金難に陥っている。もっとも、カラケーに寄付すること自体が直ちに違法と判断するのは困難であるため、足がつく方法で募金しても問題はないという意見もある。 | ||
マヨケーでは個人情報を開示して得たビットコインを匿名性が高いとされるMoneroに交換して洗浄することで匿名化する手法が考案され、捜査当局などが知り得る情報やリスクに関する考察がなされている<ref>[https://ensaimada.xyz/test/read.cgi/43044/1691403824/598 マヨケー匿名化スレ]</ref>。 | |||
# 非匿名で問題ないのでビットコインの国内口座を開設してビットコインを購入する | # 非匿名で問題ないのでビットコインの国内口座を開設してビットコインを購入する | ||
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国内仮想通貨取引所から遡っていく場合、そもそも各仮想通貨取引所が網羅的な調査を行った上で怪しい取り引きだと目をつけて来ないと話が始まらない | 国内仮想通貨取引所から遡っていく場合、そもそも各仮想通貨取引所が網羅的な調査を行った上で怪しい取り引きだと目をつけて来ないと話が始まらない | ||
その上で令状を取ってPCやスマホを調べるか任意聴取で自白させるしかないのでちゃんと④⑤⑦のウォレットを処分しておけば「なんかXMRに交換したらしい」ということまでしかわからない(XMRに交換した理由を説明できるように「プライバシーに関心が高いのでノーログVPNをXMRで買いました」などの言い訳を用意しておくといいかもしれない) | その上で令状を取ってPCやスマホを調べるか任意聴取で自白させるしかないのでちゃんと④⑤⑦のウォレットを処分しておけば「なんかXMRに交換したらしい」ということまでしかわからない(XMRに交換した理由を説明できるように「プライバシーに関心が高いのでノーログVPNをXMRで買いました」などの言い訳を用意しておくといいかもしれない) | ||
==脅迫状== | ==脅迫状== | ||
先述したように仮想通貨は送金に銀行などの特定の機関を必要としないためサイバー犯罪との相性が良い。[[0chiaki]]が作成した[[カランサムウェア]]は、感染者のデータを暗号化し、解除のために30万円分のビットコインを支払うよう脅迫するものであった。また、[[カラッキング#JINS公式サイト改竄&個人情報流出事件|JINS公式サイトのカラッキング]]では「データベース保護サービスの代金」と称して11.4514BTC<ref>当時のレートで130万円相当</ref>の送金を求める文章が掲載された。 | |||
唐澤貴洋の39歳の誕生日にあたる2017年1月4日、ある教徒によって[[東光院#犯人について|ビットコインでの支払いを要求した脅迫状]]が書き込まれた。この他、2015年に行われた第15回[[情報ネットワーク法学会]]に登壇した本人の発言によれば、HPの[[お問い合わせ路線|お問合せフォーム]]から「100BTC<ref>発言時点で470万円相当</ref>を支払わなければエッフェル塔を爆破する」という趣旨の脅迫文が送られてきたとのこと。 | 唐澤貴洋の39歳の誕生日にあたる2017年1月4日、ある教徒によって[[東光院#犯人について|ビットコインでの支払いを要求した脅迫状]]が書き込まれた。この他、2015年に行われた第15回[[情報ネットワーク法学会]]に登壇した本人の発言によれば、HPの[[お問い合わせ路線|お問合せフォーム]]から「100BTC<ref>発言時点で470万円相当</ref>を支払わなければエッフェル塔を爆破する」という趣旨の脅迫文が送られてきたとのこと。 | ||