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「恒心文庫:豊作の儀式」の版間の差分

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(ページの作成:「__NOTOC__ == 本文 == <poem> 季節は夏 ニラやトウモロコシと言った野菜が今年も豊作だ とある村では豊作の神様を祟り上げるお祭り…」)
 
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この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
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*[[恒心文庫:トラカシペワリストリ]] - 同じく豊作の儀式をテーマにした作品
*[[恒心文庫:トラカシペワリストリ]] - 同じく豊作の儀式をテーマにした作品
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2021年5月20日 (木) 19:11時点における最新版

本文

季節は夏
ニラやトウモロコシと言った野菜が今年も豊作だ
とある村では豊作の神様を祟り上げるお祭りを行なっていた
豊作の神様は生き神だ
村の神社にいっつもちょこんと座ってる
それは洋だった
今日だけいつも静かな神社が賑やかだ村人達が飲んで踊っている
ふと一人の人間が洋に収穫した野菜を供える
洋は供えられたニラとトウモロコシを手に取り生のままムシャムシャ食べる
そしてしばらくウンウンと唸ると尻から茶色い固形物をブリブリ出し始めたではないか
これは野菜の品質を識別するために必要な事なのだ
村人でその茶色い固形物を囲みその品質を確認するのだ
未消化であればあるほど食物繊維が豊富であり出来の良いものとなるのだ
・・・あった ニラとトウモロコシが
今年の野菜は極上だ
茶色い固形物の中に完全に未消化のまま混ざっているニラとトウモロコシを見て村人達はキャッキャと喜ぶのであった

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