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2024年4月3日、'''裁判官弾劾裁判所の{{wpl|船田元}}裁判長は、主文を後回しとし判決理由を先に読み上げたうえで、岡口に対し罷免判決を言い渡した'''<ref>{{Archive|https://news.yahoo.co.jp/articles/488b675c40c96da105a1cee676afe519b5fccfc4|https://archive.md/sW6cY|岡口判事に「罷免」判決 表現行為で初、戦後8人目 SNS不適切投稿・弾劾裁判}}</ref>。 船田裁判長は判決理由で、岡口氏の説明などから「積極的に傷つける意図で投稿したわけではない」としつつ、'''遺族の抗議を受けても投稿を繰り返したことを「結果として執拗に遺族を傷つけた」と指摘した。'''「一連の行為は少数者の基本的人権を保障する憲法の番人の役割からかけ離れ、国民の信託に反する程度に達している」<ref>東京新聞の記事より参照[https://archive.md/NMFT6 (魚拓)]</ref>とも述べている。 この判決により岡口は全ての法曹資格を失った。罷免とされたのは戦後8人目で、SNS投稿などの表現行為を巡っては初の事例となる。岡口は任期満了の同月12日までで退官する意向を示していたが、法曹資格を喪失が確定することにより、退職金も支払われないことになる。判決への不服もこれ以上申し立てできない。4月4日、岡口の再就職先が司法試験予備校{{wpl|伊藤塾}}の専任講師であることが明らかとなった<ref>{{Archive|https://www.j-cast.com/2024/04/04480968.html|https://archive.md/9KeMU|SNS発言で判事罷免の岡口基一氏、再就職先は「伊藤塾」 専任講師として「民事実務、要件事実等の講義や書籍執筆」}}</ref>。 | 2024年4月3日、'''裁判官弾劾裁判所の{{wpl|船田元}}裁判長は、主文を後回しとし判決理由を先に読み上げたうえで、岡口に対し罷免判決を言い渡した'''<ref>{{Archive|https://news.yahoo.co.jp/articles/488b675c40c96da105a1cee676afe519b5fccfc4|https://archive.md/sW6cY|岡口判事に「罷免」判決 表現行為で初、戦後8人目 SNS不適切投稿・弾劾裁判}}</ref>。 船田裁判長は判決理由で、岡口氏の説明などから「積極的に傷つける意図で投稿したわけではない」としつつ、'''遺族の抗議を受けても投稿を繰り返したことを「結果として執拗に遺族を傷つけた」と指摘した。'''「一連の行為は少数者の基本的人権を保障する憲法の番人の役割からかけ離れ、国民の信託に反する程度に達している」<ref>東京新聞の記事より参照[https://archive.md/NMFT6 (魚拓)]</ref>とも述べている。 この判決により岡口は全ての法曹資格を失った。罷免とされたのは戦後8人目で、SNS投稿などの表現行為を巡っては初の事例となる。岡口は任期満了の同月12日までで退官する意向を示していたが、法曹資格を喪失が確定することにより、退職金も支払われないことになる。判決への不服もこれ以上申し立てできない。4月4日、岡口の再就職先が司法試験予備校{{wpl|伊藤塾}}の専任講師であることが明らかとなった<ref>{{Archive|https://www.j-cast.com/2024/04/04480968.html|https://archive.md/9KeMU|SNS発言で判事罷免の岡口基一氏、再就職先は「伊藤塾」 専任講師として「民事実務、要件事実等の講義や書籍執筆」}}</ref>。 | ||
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仮にも誹謗中傷被害者を自称している唐澤貴洋は彼を肯定する発言をした事がある。[[ファイル:岡口基一の気持ちの悪い誹謗中傷.jpeg|サムネイル|左]]<br> | 仮にも誹謗中傷被害者を自称している唐澤貴洋は彼を肯定する発言をした事がある。 | ||
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== 注釈・出典 == | == 注釈・出典 == | ||
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2024年10月7日 (月) 21:38時点における版
渾名の元ネタとなった画像 | |
基本資料 | |
本名 | 岡口基一 |
---|---|
別名・渾名 | ブリーフ判事 |
生年月日・年齢 | 58[1]歳、1966年2月28日生まれ |
才能 | 無能 |
騒動との関連 | 尊師から著書を評価される、尊師と呑む |
職業 | 元・裁判官、塾講師 |
所属 | 仙台高等裁判所 |
出身高校 | 大分県立高田高等学校 |
最終学歴 | 東京大学法学部 |
好きなもの | 白ブリーフ |
関係者 | |
岡口基一(おかぐち きいち、1966年2月28日 - )は、日本の元・裁判官[3]、塾講師。大分県出身。
概要
Twitter上で自身の白ブリーフ画像(渾名の元ネタとなる)を投稿したほか、性的な内容の投稿や民事裁判の判決をリンク・要約して紹介し当事者に批判される投稿など、裁判官としての品格が問われる投稿を度々行い、問題になった。ネット上で炎上するだけでなく、2018年9月11日には彼の分限裁判[4]が開廷し、同年10月に戒告処分が決定。インターネットへの投稿により裁判官が懲戒処分を受ける初の事例になった。以上のように尊師と同じくネット炎上で有名な法曹関係者だったのだが、2019年4月に幾度か尊師と絡むことがあり、炎上組コラボとして一部で話題になった。
経歴
- 1984年 - 大分県立高田高等学校
- 1990年 - 東京大学法学部卒業
- 1994年 - 司法修習修了(46期)
- 同年4月 - 浦和地方裁判所判事補に任官
- 1996年4月 - 水戸地方裁判所土浦支部・水戸家庭裁判所土浦支部判事補
- 1997年4月 - 水戸地方裁判所土浦支部・水戸家庭裁判所土浦支部判事補、土浦簡易裁判所判事
- 1999年4月 - 東京地方裁判所判事補・東京簡易裁判所判事
- 2002年4月 - 福岡地方裁判所行橋支部長・福岡家庭裁判所行橋支部判事補、行橋簡易裁判所判事
- 2005年4月 - 水戸地方裁判所・水戸家庭裁判所判事、水戸簡易裁判所判事
- 2006年4月 - 水戸家庭裁判所・水戸地方裁判所判事、水戸簡易裁判所判事
- 2008年4月 - 大阪高等裁判所判事、大阪簡易裁判所判事
- 2011年4月 - 水戸地方裁判所・水戸家庭裁判所下妻支部判事、下妻簡易裁判所判事
- 2015年4月 - 東京高等裁判所判事・東京簡易裁判所判事
- 2019年4月 - 仙台高等裁判所判事・仙台簡易裁判所判事
- 2024年4月3日 - 裁判官弾劾裁判所の裁判により罷免
- 2024年4月4日 - 司法試験予備校伊藤塾の専任講師
恒心との関わり
唐澤貴洋とのオフ会
2014年5月8日、福嶋誠也逮捕を報じたNHKの記事をFacebookで紹介した[6]。コメント欄にて奥村徹弁護士と尊師がPlays Now騒動について会話を交わしたことが教徒の間で話題となったが、岡口については特に注目されなかった。
2018年11月27日、Twitterにて12月に発売予定の炎上弁護士の購入を予約したことをツイート、一緒に「大乱闘スマッシュブラザーズ」も購入予約していた[7]。
2019年4月18日発売の週刊文春4月25日号に唐澤貴洋による岡口の著書「裁判官は劣化しているのか」の書評が掲載され[8]これを岡口が自身のFacebookにて紹介[9]。ネット炎上した法曹関係者の絡みということで恒心内でも話題になり始める。 4月23日、炎上弁護士を宣伝しながら尊師と4月29日に池袋の日本酒バー「酒母」(しゅぼ)で呑む旨を投稿[10]。29日には敢行した事を報告した[11]。ツイートには記念写真が含まれており、もちろんご尊顔もバッチリ映っていた。ほかの2人が私服の中、休日にも関わらずスーツを着ていた事に突っ込まれながらも、元気そうにしている尊師を見て多くの教徒が安堵した。
福永活也の裁判に注目
福永活也が一般人を名誉棄損で訴え、高裁で棄却された裁判では、自身のFacebookやTwitterでわざわざ取り上げている[12]。特にコメントしていないが、何らかの関心を抱いている可能性がある。
弾劾裁判
2022年3月2日、岡口裁判官の弾劾裁判が開かれることが決定[13]。
髙橋裕樹が下記の動画で岡口裁判官弾劾裁判の経緯や問題点を解説している。
行われた弾劾裁判では遺族に対して謝罪はしたものの、本人側は争う姿勢を表明している[14]。
岡口裁判官に関して、唐澤貴洋は2021年6月頃「司法とって必要な人だよ。」と話しているものの[15]、罷免撤回要求を求める署名活動には参画していない。
また気まぐれラジオでも岡口裁判官に対する質問はなぜかスルー[16]しており、理由は不明だがどうも触れたくないようである。
令和3年(ワ)第7820号
2022年9月4日、民事裁判ウオッチャー山口三尊は、弾劾裁判の原因となった、殺人事件の遺族が岡口判事を訴えている損害賠償請求訴訟の裁判記録を閲覧し自身の配信で解説した[17]。
原告の代理人は山本剛弁護士[18]、中澤康介弁護士[19]、多田幸生弁護士[20]であり、被告の岡口側の代理人は野間啓弁護士[21]、小倉秀夫弁護士、大賀浩一弁護士[22]、西村正治弁護士[23]である。被告側の代理人は全員岡口判事と司法修習同期(46期)である。
原告の遺族側は被告のFacebook上の発言に傷ついたとし、慰謝料150万円+弁護士費用15万円を請求しており、次回は9月28日弁論準備の予定だと言う。山口は弾劾裁判となった経緯も解説しつつ「なぜ岡口判事を狙い撃ちしたのか(SNSで自由な発言を繰り返していた岡口判事に法務省が手を焼いていた説)」「若い男性の裁判官だったら遺族の反応も異なっていたのではないか」と問題点を解説している。また、弾劾で有罪になると弁護士として活動することもできないことになるのはきつすぎるのではないかと理解を示しつつ、一方これだけ世間を騒がせたということに関しては「個人的にはご自身で辞職されて弁護士として活動してほしい」とも話している。
2023年1月27日、岡口に対し東京地裁は44万円の賠償を命じた[24]。東京地裁は「裁判官は、裁判所および裁判官に対する国民の信頼を傷つけることのないよう慎重に行動すべき義務を負っている」、「被告の行為は軽率のそしりを免れず、義務に違反する不適切な行為であったというほかない」と岡口を非難した。「無惨にも殺されてしまった」という投稿は不法行為にならないと判断されたが、「洗脳された」という投稿については遺族の人格等を否定する侮辱的表現と認定された。他にも被害者の命日に投稿されたことや、岡口判事が裁判官として影響力を持つことを踏まえた上での判断であった。
2023年7月26日、岡口は裁判官としての再任を希望せず来年春の任期末をもって退官する意向であることが報じられる[25]。裁判官の立場でなくなる来年4月まで弾劾裁判が続いた場合、弾劾裁判所の規則により裁判権が消失し、罷免の訴追が棄却されることになる。罷免されれば法曹資格を失うが、罷免されず退官となった場合、法曹資格は失われない。
再任を希望しない理由について岡口は「一連の投稿などにより遺族に不快な思いをさせたことについて責任を取る」としている。しかし、投稿などの行為は「罷免事由には該当しない」として、弾劾裁判の公判で引き続き争う方針を示している。
2024年4月3日、裁判官弾劾裁判所の船田元裁判長は、主文を後回しとし判決理由を先に読み上げたうえで、岡口に対し罷免判決を言い渡した[26]。 船田裁判長は判決理由で、岡口氏の説明などから「積極的に傷つける意図で投稿したわけではない」としつつ、遺族の抗議を受けても投稿を繰り返したことを「結果として執拗に遺族を傷つけた」と指摘した。「一連の行為は少数者の基本的人権を保障する憲法の番人の役割からかけ離れ、国民の信託に反する程度に達している」[27]とも述べている。 この判決により岡口は全ての法曹資格を失った。罷免とされたのは戦後8人目で、SNS投稿などの表現行為を巡っては初の事例となる。岡口は任期満了の同月12日までで退官する意向を示していたが、法曹資格を喪失が確定することにより、退職金も支払われないことになる。判決への不服もこれ以上申し立てできない。4月4日、岡口の再就職先が司法試験予備校伊藤塾の専任講師であることが明らかとなった[28]。
誹謗中傷の一例
仮にも誹謗中傷被害者を自称している唐澤貴洋は彼を肯定する発言をした事がある。
注釈・出典
- ↑ 岡口基一裁判官(46期)の経歴(魚拓)弁護士山中理司(大阪弁護士会所属)のブログ
- ↑ 岡口裁判官が会見「ありえないことが起きている」「戒告なら法治国家とは言えない」(魚拓) - 弁護士ドットコム
- ↑ 弾劾裁判により罷免判決が下されたため。
- ↑ 裁判官の免官や懲戒について行われる裁判のこと。
- ↑ 岡口のFB上の投稿を転載するアカウント。
- ↑ 投稿
- ↑ 本人のツイート(魚拓)Twitter
- ↑ あの“ブリーフ裁判官”が問う「裁判官は劣化しているのか?」 (魚拓)
- ↑ @okaguchikiiによる転載(魚拓)
- ↑ @okaguchikiiによる転載(魚拓)
- ↑ @okaguchikiiによる転載(魚拓)
- ↑ 2022年9月23日(魚拓) - Twitter
- ↑ SNS投稿判事、3月初公判 弾劾裁判、罷免可否判断決へ(魚拓) - Yahoo!ニュース
- ↑ 岡口判事 謝罪のうえ争う姿勢 “不適切”SNS 弾劾裁判始まる(魚拓) - Yahoo!ニュース
- ↑ 2021年6月16日のツイッタハァ(魚拓)
- ↑ フライデーナイトレディオ第一回(魚拓)
- ↑ 220904岡口判事対遺族 - さんそんちゃんねる
- ↑ 過去に紀尾井町法律事務所に所属していたことがある、弁護士番号29766。弁護士紹介(魚拓) - 諏訪坂法律事務所
- ↑ 弁護士番号36076、中澤康介(魚拓) - 紀尾井町法律事務所
- ↑ 同じく過去に紀尾井町法律事務所に所属していた、弁護士登録番号45195。事務所紹介(魚拓) - 多田法律事務所
- ↑ 弁護士登録番号23477、弁護士紹介(魚拓) - 東京山手法律事務所
- ↑ 弁護士登録番号23767、所属弁護士一覧(魚拓) - さっぽろ法律事務所
- ↑ 弁護士登録番号23632、中高の後輩に菊池直子がいるという★祝勝無罪7★ 西村正治弁護士からメッセージ(魚拓) - 法政大学文化連盟オフィシャル無罪ブログ
- ↑ 【速報】岡口基一判事に44万円の賠償命令 殺害された女子高校生遺族へのSNS投稿で 東京地裁(魚拓)
- ↑ SNS投稿の岡口判事、来春退官意向 再任希望せず 弾劾裁判で表明(魚拓) - 産経ニュース
- ↑ 岡口判事に「罷免」判決 表現行為で初、戦後8人目 SNS不適切投稿・弾劾裁判(魚拓)
- ↑ 東京新聞の記事より参照(魚拓)
- ↑ SNS発言で判事罷免の岡口基一氏、再就職先は「伊藤塾」 専任講師として「民事実務、要件事実等の講義や書籍執筆」(魚拓)
リンク
- 岡口基一
- Twitter:@okaguchikii
岡口のなりすましTwitter- 凍結済- 岡口 基一 - facebook
- Instagram:@kiichiokaguchi
- Twitter:@okaguchik_BOT - 支援者のBot
- 不当な訴追から岡口基一裁判官を守る会 - 弾劾裁判に反対する支援者のサイト
関連項目
不当な訴追から岡口基一裁判官を守る会(魚拓)より岡口基一裁判官の罷免に反対する共同声明への賛同者(弁護士)