「草」の版間の差分
>長谷川良平 (→概要) |
>母厚子 (→草の代替表現) |
||
(7人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
'''草'''(くさ)とは、笑うことを意味するネットスラングである。 | '''草'''(くさ)とは、笑うことを意味するネットスラングである。 | ||
ここでは恒心教における独自の発展とあわせて説明する。 | ここでは恒心教における独自の発展とあわせて説明する。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
元々笑いの表現として(笑)が古くからあるが、ネット上では(笑(藁(wなどと省略が進んでいき、ついには語尾に「w」をつけるだけというところまで行き着いた。その後2000年代後半にはニュー速VIPや[[ニコニコ動画]]を中心に「テラワロスwwwwwwwwww」などと大量につけるのが流行、wが並んだ様子は「芝生」ないし「芝」と形容されていた<ref>当時は[http://dokoaa.com/mwww.html 芝刈りAA]が広く使われておりこの影響が強かった。現在では「草」が圧倒的多数だが「単芝(語尾に1つだけ付けるw。嘲笑・冷笑などを表すとされる。)」などのスラングに名残を残す。</ref>。これが後に「{{nicodic|真夏の夜の淫夢}}」コミュニティを中心に草と呼ばれるようになる<ref>基本は「草生える」や「{{nicodic|草不可避}}」の形で使われるが、単に「草」と言われる事も多い。</ref>。 | 元々笑いの表現として(笑)が古くからあるが、ネット上では(笑(藁(wなどと省略が進んでいき、ついには語尾に「w」をつけるだけというところまで行き着いた。その後2000年代後半にはニュー速VIPや[[ニコニコ動画]]を中心に「テラワロスwwwwwwwwww」などと大量につけるのが流行、wが並んだ様子は「芝生」ないし「芝」と形容されていた<ref>当時は[http://dokoaa.com/mwww.html 芝刈りAA]が広く使われておりこの影響が強かった。現在では「草」が圧倒的多数だが「単芝(語尾に1つだけ付けるw。嘲笑・冷笑などを表すとされる。)」などのスラングに名残を残す。</ref>。これが後に「{{nicodic|真夏の夜の淫夢}}」コミュニティを中心に草と呼ばれるようになる<ref>基本は「草生える」や「{{nicodic|草不可避}}」の形で使われるが、単に「草」と言われる事も多い。</ref>。 | ||
29行目: | 28行目: | ||
103 :{{2n|J}}:2009/05/13(水) 14:50:03.91 ID:KKAjw/hb | 103 :{{2n|J}}:2009/05/13(水) 14:50:03.91 ID:KKAjw/hb | ||
これからは木を生やそう | これからは木を生やそう | ||
その後のなんJでは、ハセカラ騒動初期の頃はまだ草が生やされていたものの、淫夢ネタの浸透に加え、[[2ちゃんねる2013年大規模規制|アフィ・ステマ騒動]] | その後のなんJでは、ハセカラ騒動初期の頃はまだ草が生やされていたものの、淫夢ネタの浸透に加え、[[2ちゃんねる2013年大規模規制|アフィ・ステマ騒動]]において他板用の工作レスの象徴として扱われたため、淫夢コミュニティ同様に次第に敬遠されるようになり、現在では定型句を除いて滅んでいる。 | ||
== 恒心教内での発展 == | == 恒心教内での発展 == | ||
恒心教も元々淫夢ネタがよく使われる[[なんJ]]から発展したこともあり、しばしば「草」という表現は使われてきた(現在でも使われている)。しかし、恒心教においてはしばしば「草」の部分を別の単語に置き換えて用いることがある。 | 恒心教も元々淫夢ネタがよく使われる[[なんJ]]から発展したこともあり、しばしば「草」という表現は使われてきた(現在でも使われている)。しかし、恒心教においてはしばしば「草」の部分を別の単語に置き換えて用いることがある。 | ||
37行目: | 35行目: | ||
[[麻原彰晃掲示板]]で麻原彰晃の苗字から「草生える」が「麻生える」と表現された事に端を発し、[[オードリー春日トゥース掲示板]]では「若林」、[[イスラム国日本支部掲示板]]では「蔦」<ref>アラビア語で「笑い」を表現する時は「ハー」という音を繰り返す。これが{{archive|https://id.fnshr.info/2015/05/24/hhh-arabic/|https://archive.vn/OdY2i|蔦が伸びているように見える}}ため。</ref>や「首」、[[総務省掲示板]]では「早苗」、[[毛沢東掲示板]]では「毛」など、掲示板によって生やすものを変えるという文化が定着した。[[サイモントン療法協会掲示板]]では当初は従来通り「癌」や「サンドイッチ」が生えていたが、後に[[カール・サイモントン]]博士の死因に因んでサンドイッチは「詰まる」ようになった<ref>発展表現で「生え」なくなるのは恒心教コミュニティに限らない。例として{{wpl|白猫プロジェクト}}のコミュニティでは「{{nicodic|土が肥える}}」という表現が使われる。</ref>。 | [[麻原彰晃掲示板]]で麻原彰晃の苗字から「草生える」が「麻生える」と表現された事に端を発し、[[オードリー春日トゥース掲示板]]では「若林」、[[イスラム国日本支部掲示板]]では「蔦」<ref>アラビア語で「笑い」を表現する時は「ハー」という音を繰り返す。これが{{archive|https://id.fnshr.info/2015/05/24/hhh-arabic/|https://archive.vn/OdY2i|蔦が伸びているように見える}}ため。</ref>や「首」、[[総務省掲示板]]では「早苗」、[[毛沢東掲示板]]では「毛」など、掲示板によって生やすものを変えるという文化が定着した。[[サイモントン療法協会掲示板]]では当初は従来通り「癌」や「サンドイッチ」が生えていたが、後に[[カール・サイモントン]]博士の死因に因んでサンドイッチは「詰まる」ようになった<ref>発展表現で「生え」なくなるのは恒心教コミュニティに限らない。例として{{wpl|白猫プロジェクト}}のコミュニティでは「{{nicodic|土が肥える}}」という表現が使われる。</ref>。 | ||
=== 草の代替表現 === | |||
*[[唐澤貴洋掲示板#メイン|メインカラケー]] | |||
**[[アサケー]] - 麻生える | |||
**[[ドリケー]] - 若林生える | |||
**[[イスケー]] - 蔦生える、首生える | |||
**[[ソムケー]] - 早苗生える<ref>ここでの早苗は若苗の方の{{wpl|早苗}}だと思われる。ただし総務大臣の{{wpl|高市早苗}}を生やしていた可能性も否定できない</ref> | |||
**[[マオケー]] - 毛生える | |||
**[[サモケー]]、[[サヒケー]] - 癌生える、サンドイッチ詰まる(サン詰) | |||
**[[ゃ界]] - 芝生える | |||
**[[クヒケー]] - 鞠弾む(鞠ポン) | |||
**[[チャンケー]] - ピーナッツ詰まる、毛抜ける | |||
**[[エビケー]] - 蝦跳ねる(蝦ピョン、蝦ピチ)、剣刺さる<ref>[[法律事務所Steadiness]]以降</ref> | |||
**[[スバケー]] - ポピー生える、鯖釣れる(鯖生える、鯖跳ねる、鯖ピョン) | |||
**[[マヨケー]] - マヨ掛かる(出る、ドバドバ、ドバる) | |||
*[[唐澤貴洋掲示板#サブ|サブカラケー]]、[[唐澤貴洋掲示板#無法地帯|無法地帯]] | |||
**[[モリケー]] - 森生える | |||
**[[コセケー]] - [[オメリーくん|餅吐く]]<!---オメリーくんからして「吐く」ようになっていた可能性が高いと見られますが、過去ログ等が無いため断定はできません---> | |||
**[[ムツケー]] - 梨実る | |||
**[[カコケー]] - レモンかかる | |||
**[[ノヒケー]] - 風車回る、チューリップ生える | |||
**[[唐澤貴洋掲示板の一覧#アイスランド掲示板|アイスケー]] - {{wpl|ルピナス}}生える | |||
**[[ラヒケー]] - 電波飛ぶ | |||
*[[外伝主人公]]関連 | |||
*[[ | **[[高橋嘉之]] - [[高橋嘉之/用語集#こな木|こな木]]生える | ||
* | **[[稲村純一]] - 稲生える | ||
*[[ | **[[石渡貴洋]] - {{wpl|石綿}}(アスベスト)生える | ||
* | |||
*[[ | |||
* | |||
*[[ | |||
== 出典・註釈 == | == 出典・註釈 == | ||
<references /> | <references /> | ||
[[カテゴリ:用語]] | [[カテゴリ:用語]] | ||
{{デフォルトソート:くさ}} | {{デフォルトソート:くさ}} | ||
{{広告}} | {{広告}} |
2023年12月27日 (水) 11:07時点における最新版
草(くさ)とは、笑うことを意味するネットスラングである。 ここでは恒心教における独自の発展とあわせて説明する。
概要
元々笑いの表現として(笑)が古くからあるが、ネット上では(笑(藁(wなどと省略が進んでいき、ついには語尾に「w」をつけるだけというところまで行き着いた。その後2000年代後半にはニュー速VIPやニコニコ動画を中心に「テラワロスwwwwwwwwww」などと大量につけるのが流行、wが並んだ様子は「芝生」ないし「芝」と形容されていた[1]。これが後に「真夏の夜の淫夢」コミュニティを中心に草と呼ばれるようになる[2]。
しかしこれが2ch文化を象徴するスラングとして工作員や「臭い」ものたちにまで広がり、痛々しい書き込みと「wwwwww」が併用される事例が増えてしまう。また、レス、コメントの内容が「wwwwww」ばかりでつまらないといった現象が生じることとなった。特にニコニコ動画では、特定コメントのNG機能が無かったこともあり、多数のコメントを集める面白シーンが「wwww」で埋め尽くされる、迂闊な高さに長大なwを流され字幕が読めなくなるといった実害も生じていた。
このためアングラ系、特に淫夢コミュニティ内では草を生やすことが「お客さん」「ノンケ」の象徴としていつしか非常に嫌われるようになっていた。
「草」という表現は2009年の野球民なんJ大移動の頃にはあった模様。原住民にも草を生やさない文化があったらしく、当時草を生やしまくっていた野球民が逆に感心する場面もあった。
なんJ民だけどなにこれ?(魚拓) 46 :風吹けば名無し:2009/05/13(水) 14:02:38.66 ID:6J6RumvP なんJ民は草生やさないよ 92 :風吹けば名無し:2009/05/13(水) 14:44:02.60 ID:F6ff4AO6 同じ糞スレもこっちの方がおもしろいわ。 野球chのはなんか真面目さがはいってた 93 :風吹けば名無し:2009/05/13(水) 14:45:49.87 ID:KKAjw/hb 我々は草に頼りすぎていたのではなかろうか 96 :風吹けば名無し:2009/05/13(水) 14:47:57.80 ID:sV3tXn60 うん、なんか草がないほうが面白いことに気づいた 101 :風吹けば名無し:2009/05/13(水) 14:49:03.88 ID:EnObFHN2 草はやさない工作員が見てみたい 103 :風吹けば名無し:2009/05/13(水) 14:50:03.91 ID:KKAjw/hb これからは木を生やそう
その後のなんJでは、ハセカラ騒動初期の頃はまだ草が生やされていたものの、淫夢ネタの浸透に加え、アフィ・ステマ騒動において他板用の工作レスの象徴として扱われたため、淫夢コミュニティ同様に次第に敬遠されるようになり、現在では定型句を除いて滅んでいる。
恒心教内での発展
恒心教も元々淫夢ネタがよく使われるなんJから発展したこともあり、しばしば「草」という表現は使われてきた(現在でも使われている)。しかし、恒心教においてはしばしば「草」の部分を別の単語に置き換えて用いることがある。
2013年頃、長谷川家に駆除困難な植物を生やすミント園路線が生まれた。この時候補としてワルナスビとミントが候補に挙がったため、この二つが「草」の代替語として使われるようになった[3]。また一時期チンフェの好んでいたAV女優(佐藤美紀)に因み「美紀のマン毛(「美紀マン」「美紀」とも)」という表現も用いられていた。これが後の「草」代替文化の嚆矢であるとも言える。
麻原彰晃掲示板で麻原彰晃の苗字から「草生える」が「麻生える」と表現された事に端を発し、オードリー春日トゥース掲示板では「若林」、イスラム国日本支部掲示板では「蔦」[4]や「首」、総務省掲示板では「早苗」、毛沢東掲示板では「毛」など、掲示板によって生やすものを変えるという文化が定着した。サイモントン療法協会掲示板では当初は従来通り「癌」や「サンドイッチ」が生えていたが、後にカール・サイモントン博士の死因に因んでサンドイッチは「詰まる」ようになった[5]。
草の代替表現
出典・註釈
- ↑ 当時は芝刈りAAが広く使われておりこの影響が強かった。現在では「草」が圧倒的多数だが「単芝(語尾に1つだけ付けるw。嘲笑・冷笑などを表すとされる。)」などのスラングに名残を残す。
- ↑ 基本は「草生える」や「草不可避」の形で使われるが、単に「草」と言われる事も多い。
- ↑ 最初はワルナスビが使われていたようだが、語感の良さから最終的にミントに統一されたようである。
- ↑ アラビア語で「笑い」を表現する時は「ハー」という音を繰り返す。これが蔦が伸びているように見える(魚拓)ため。
- ↑ 発展表現で「生え」なくなるのは恒心教コミュニティに限らない。例として白猫プロジェクトのコミュニティでは「土が肥える」という表現が使われる。
- ↑ ここでの早苗は若苗の方の早苗だと思われる。ただし総務大臣の高市早苗を生やしていた可能性も否定できない
- ↑ 法律事務所Steadiness以降