「インターネット上における権利侵害の問題」の版間の差分
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2020年3月2日 (月) 00:53時点における版
インターネット上における権利侵害の問題(いんたーねっとじょうにおけるけんりしんがいのもんだい)とは、早稲田大学大学院法務研究科が発行する法律雑誌『Law&Practice』上において2015年5月に掲載された唐澤貴洋、神田知宏、清水陽平、中澤佑一の四者による座談会の記事である。
2015年8月26日未明に謁見ニキの証言から新たな尊文の検索が始まり、存在が確認される。その後複数人により、無事発掘された。
【広島東洋カープ】雑談★241【野間・福井○也・誠也】 744 :グナマーナ正大師:2015/08/26(水) 13:08:46 ID:4W1L99fY 全文はTorにしようとしていますが職場からは玉葱うまくいかないです。 とりあえず取り急ぎImgurでこの興奮を伝えたいと思った一瞬でした。 友人がアップロードしてくれました。 http://imgur.com/7CJdtxt.jpg http://i.imgur.com/eo4hdKI.jpg http://i.imgur.com/CeNZff6.jpg 1315には消すように伝えてあります。 >>719 どことはいわないが違うと思います。 ただ、当職は複写を取ったのはいいのですがスキャナーを持っていない事に気づいた一瞬でした。 全文はそちらの海外の友人にアップしていただけると助かります。
- 現在画像は削除済み
概要
- 紹介(pp.271)
尊師は2ちゃんねる記事の権利侵害に対応できないかという法律相談を受けインターネット上の権利侵害の法的問題は専門知識が必要なので競合者が少ないと気づき、クロスを開設。
(インターネットに強いわけではなく、競合者が少ない)
- サジェスト汚染(pp.277)
唐澤:僕自身が受けた誹謗中傷として驚いたのは、検索エンジンのサジェストキーワードに否定的なキーワードを表示させることを目的とした誹謗中傷記事を投稿するものです。
キーワード同士の関連性を把握するサービスを悪用して意図的に悪いキーワードを載せようとすることです。
神田:サジェスト汚染は権利侵害性がないと言われていませんか。
中澤:情報開示できないですからね、そもそも。
唐澤:IPアドレスをとろうというところ自体は現在の法律的なところでは、明確な根拠がないわけですよね。
- デリュケーがセーフの可能性(pp.287-288)
中沢:あと構成で結構悩むのがウチ特有なんですけど、すごくエッチなことがかいてあるんですよ。書かれた本人はすごくおぞましい。
誰と誰がセックスして、こいつとこういうプレイをしたというのは書いてあるのはいかがでしょうか。
清水:少なくとも名誉感情は侵害しているように思います。ただ名誉感情に基づく削除と開示ってなかなか認めてくれないのですよね。
神田:自分の願望を書いているだけですか?それは削除請求しにくいですね。
- ログの保存期間(pp.306)
唐澤:ログの保存期間て法律で決まっていないのですか?
一同:決まっていない。
- 損害賠償額(pp.307)
神田:慰謝料100万とその人にたどり着くまでに必要だった弁護士費用50万円、それの1割の165万円が賠償額の相場かなと思います。
清水:そういうイメージですよね。
唐澤:その裁判所が決めるときの裁量がよく分からないと思ったんですけれども。
- ノーダメージ(pp.312)
唐澤:一時、2ちゃんねるなんかだと、誰が削除請求したかとかを報告するスレがありましたよね。
清水:今もあります。
唐澤:そこで批評・論評にさらされるんですよ。
中澤:みな、悪口書かれたりしてますね。
唐澤:でも意外と業務には影響ないですよね。実は。
神田:ネットの誹謗中傷に耐えられるメンタリティがないと、この業界の弁護士はやれない。
テキスト
原本
パカ弁たちの勉強不足な点
尊師以外は勉強をしているようだがそれでも勉強不足な点が浮き彫りになった。
海外で運営しているサイトへの開示請求
Unicodeは世界中の文字をひとつの文字コードで表現しようという試みである。現在[1]はUnicodeの中でもUTF-8がほぼすべてのサーバー向けOS(win,mac,Linux,BSD)や言語での主流である。この理論だとUnicodeを使用するだけで日本人向けのサイトになってしまう。そんなことがあり得ようか。
神田:日本向けのサービスが書いてあればIPアドレスの開示請求ができるけれど,英語サイトしかないとIPアドレスの開示請求ができませんよね,条文上。そういう理解でいいのでしたか? 清水:今のところそのように解釈されているのが実務だと思います。ただ,この点は解釈によると思います。 中澤:日本語の文字コードを書けるようにしている時点で対応できるのではないかとも考えています。
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( (c :; ]ミ<ログの保管期間って決まっているナリか? ___と__つ__ |\ ヽ_人_人_人_人_人_人_人_/ || \ ) 決まってねーよ!!( ∧_∧ || \/´Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y`ヽ(` # ) || \ \ \ ,/ ヽ || \ \ `/|清水| | || \ `∧_∧ (⌒\| | | `( #,) ` ̄~\ | ∧_∧ / く .\ (__( #,) | 中澤 \ \/神田 ヽ | |ヽ、二⌒) / | | |
デマ
唐澤:削除や開示請求が悪手となって、さらに被害が拡大するケースもありますね。 清水:ええ。安易な削除や開示請求は加害者を面白がらせてしまう可能性があるんですよね。 中澤:それでエスカレートすると。 清水:はい。 神田:依頼者と話し合い、本当に開示請求していいのかということを話し合う必要があります。 また、実際にした場合、どのようなアクションをとるのか、そこまでちゃんと考える必要がありますね。 唐澤:依頼者も弁護士にすべて投げるのではなくて、自分で考えてこれは依頼するべき案件なのか考えなければいけません。 弁護士は慈善事業ではないので、依頼を受けたらこれはおかしいなと思ってもとりあえず受任します。 清水:いや、そこを考えてあげるのも弁護士の仕事でしょう。 神田:炎上に巻き込まれるのも嫌ですし。
- このような書き出し風の文章が出回ったが、テキスト全文を見ていただけたら分かるようにデマである。
註釈
- ↑ 特に2010年代以降
外部リンク
- Law&Practice
- 書誌情報 - 国立国会図書館