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「恒心文庫:傘」の版間の差分

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>ジ・M
(ページの作成:「__NOTOC__ == 本文 == <poem> 僕の友人は傘を持つことがない。 出かける前に彼は 「アメリカの上級国民は傘なんて持たないナリ」…」)
 
>チー二ョ
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== タイトルについて ==
== タイトルについて ==
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。
 
== 挿絵 ==
<gallery>ファイル:シイタケに強い弁護士.jpg</gallery>
== リンク ==
== リンク ==
* 初出 - {{archive|https://ensaimada.xyz/test/read.cgi/rid/1494321666/197|https://archive.vn/A8hW6|デリュケー 初心者投稿スレッド☆1 >>197}}
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2022年5月3日 (火) 08:03時点における最新版

本文

僕の友人は傘を持つことがない。

出かける前に彼は
「アメリカの上級国民は傘なんて持たないナリ」
と述べていた。

彼の言葉から染み出りゅ、自分の生まれや白人へのコンプレックスを想いながら、僕は事務所を出た。
小雨が降り出したのだ。
彼に傘を届けに行こう。

彼は、ネットストーキングしていた人物の顔を見るために、リアルストーキングをしている最中だった。
僕は無言で傘を差し出した。

「傘はいらないでふ。始まりはいつも雨でした。当職は水もしたたるイケメン弁護士ナリ」
「でもちょっと寒いナリね。ありがたく使わせてもら……」
「ってやまおかくん! これ傘じゃないナリ! 干し椎茸ナリよ!!」
「……でも、雨で出汁が出てきておいしいナリ。ちゅぱちゅぱ」

彼の唇と舌が艶かしく動く。
雨の中、茸を舐め回す口唇の動きは、ひどく官能的であった。
僕の二つのオオシロカラカサタケの頭部は、既に中高扁平である。

我慢できなくなった僕は、彼のシメジをしゃぶった。
彼も、僕のエリンギをしゃぶった。
やがて二つの茸からとろみが出て、ふたりは餡かけ茸となった。

椎茸はぬるぬるして臭いから捨てた。

タイトルについて

この作品は公開された際タイトルがありませんでした。このタイトルは便宜上付けたものです。

挿絵

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