「唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/村井秀夫」の版間の差分

|特定経緯=[[オウム]]関連の報道・書籍<ref>厳密には「それらを基に書かれたとされる{{wpl|村井秀夫|Muyopediaの記事}}」</ref>

|関連性=[[風評被害]]<ref>尤も風評など以前から地の底であったが。</ref>、[[オウム真理教]]の幹部

{{wpl|ホーリーネーム}}は「'''マンジュシュリー・ミトラ'''」。教団での階級は[[正大師]]であり、{{wpl|省庁制 (オウム真理教)|省庁制}}においては科学技術省大臣を担当。

1987年に[[麻原彰晃]]の著書を読んだことをきっかけにオウム神仙の会（[[オウム真理教]]の前身団体）へ入信、出家後はオウムの科学者の代表格として活躍した。

1989年11月4日の{{wpl|坂本弁護士一家殺害事件}}では[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/坂本堤|坂本堤]]弁護士の妻を[[ポア|殺害]]、1990年以降の[[ヴァジラヤーナ]]路線では{{wpl|サリン}}を初めとする{{wpl|オウム真理教の兵器|兵器開発}}を主導するなど、オウム関連の犯罪に深く関わっている。

1994年6月には科学技術省大臣となり、同年8月には{{wpl|PSI (オウム真理教)|ヘッドギア}}開発により[[正大師]]の階級を得た。同年の{{wpl|松本サリン事件}}においては、サリン噴霧車で自らボタンを押してサリンを噴霧した。

1995年のオウム関連の複数の事件にも関与しており、同年3月20日の{{wpl|地下鉄サリン事件}}においては総指揮を担当した。

1995年4月23日、港区南青山の教団総本部前で{{wpl|徐裕行}}に[[唐澤貴洋ナイフでメッタ刺しにして殺す|ナイフでメッタ刺しにされ]]、翌4月24日に'''「ユダにやられた」'''と言い残し、出血多量により死亡、もとい[[殉教]]した。<br>この殺人事件は「{{wpl|村井秀夫刺殺事件}}」と言う名で、後世に語り継がれることになる。

同事件を「教団による口封じ」とする説があるが<ref>オウム語録「'''[[ポア]]もやむなし'''」は、{{archive|https://web.archive.org/web/20011227223720/http://members.tripod.co.jp:80/postx/murai/news23murai.html|https://archive.vn/K4mao|その説が報道された時}}に生まれている。</ref>、教団はこれを否定。また[[警察]]の捜査や裁判においても、「実行犯と教団に接点無し」と見なされ、同説は否定された。<br>ちなみに、実行犯自身は「犯行動機は個人的な義憤<ref>[https://archive.ph/LAxt8  オウム“村井事件”の実行犯が激白　「僕が村井を刺した本当の理由」] - AERAdot.</ref>」「仮に口封じが目的なら、教団内部で"[[ポア]]"されていたはずだ<ref>[https://archive.ph/ZrRHv オウム“村井事件”の実行犯が激白　「僕が村井を刺した本当の理由」] - AERAdot.</ref>」と語っている。

ファイル:巨聖逝く マンジュシュリー・ミトラ正大師物語.jpeg|巨聖逝く マンジュシュリー・ミトラ正大師物語

なお、オウム関連の裁判において、村井は26人の[[ポア|殺人]]に関与したと認定されており、もし生きていたら[[ポア|死刑]]は免れず、信仰心さえあればどの道[[殉教]]していただろうと言われている。

麻原尊師に対する忠誠心が極めて高く、オウム入信時の自身を「水を得た魚」と称し、{{wpl|坂本弁護士一家殺害事件|坂本弁護士事件}}後に麻原から「指紋を消せ」と命令された際は、「グルのため!真理のため!」と叫んで一気に熱した鉄板に指を押し付けた。<br>その様子を、他の幹部からは

*麻原さんのイエスマン（by.[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧#ジーヴァカ正悟師長|遠藤誠一]]、ジーヴァカ正悟師長）

*ひたすら麻原の意思通りに実行する人（by.[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧#クリシュナナンダ正悟師|林郁夫]]、クリシュナナンダ正悟師）

と称されている。<br>麻原側も村井には一目置いており、二人の関係は教祖と信者というより友人関係に近かったとする説もある。その例として、村井はまったく医療資格を持たないにも関わらず麻原の主治医をしていたり、麻原の[[超越神力]]を否定する勢力から「麻原の超越神力による透視は、村井の密告による見せかけだった」と言われたりしている。

*IQ180、EQゼロ（by.[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧#マハー・アングリマーラ大師|岡崎一明]]、マハー・アングリマーラ大師)

*記憶力はすばらしいが、物事を徹底して決断して行う能力はほとんどない（by.[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧#ガンポパ正悟師|杉本繁郎]]、ガンポパ正悟師)

*机上の学問では優秀だったが失敗ばかりで、そのコントラストの酷さは世界中探しても見つからない（by.[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教の幹部・信者一覧#クシティガルバ正悟師|土谷正実]]、クシティガルバ正悟師）

また、「オウムの幹部は高学歴のエリートが多く、もしオウムに入信さえしなかったら、犯罪などに手を染めずに社会に貢献できていただろう」と評されることが多い。<br>

そして、それと同時期に放送された[[NHKスペシャル 未解決事件 File.02 オウム真理教]]<ref>ちなみに、このドラマで村井秀夫を演じたのは{{wpl|米村亮太朗}}であった</ref>のクオリティの高さが話題となり、なんJでは[[オウム]]ブームが起きる<ref>[[オウム真理教]]は古来からネットの不謹慎ネタとしてアングラな人気を持っていた。詳細は[[唐澤貴洋Wiki:チラシの裏/オウム真理教とネット文化]]を参照</ref>。そのブームは唐澤の無差別開示まで波及し、唐澤貴洋には「'''[[尊師]]'''」と言う渾名が付けられ、彼を教祖とし、オウムの後継を自称する冗談宗教・'''[[恒心教]]'''も成り行きで誕生した。

そんな中、2020年11月4日<ref>何の因果か、この日は前述した{{wpl|坂本弁護士一家殺害事件|坂本弁護士事件}}の実行日である</ref>に1つの報道が流れる。それは、大阪大学大学院生の[[悪芋]]・'''[[福山紘基]]'''の逮捕であった。彼は生IPでゆゆうたにチャンネル削除を強要したとして10月5日時点で逮捕されており、その後の調査で[[Tor]]での爆破予告が発覚したとされている。

'''それこそ、村井秀夫との多数の共通点である。'''<br>

が上げられる。<br>

*転生体説 - 村井が[[正大師]]まで登りつめたにも関わらずバルドー<ref>バルド(བར་དོ་ bar do <span style="font-family: 'Microsoft Sans Serif', Arial;">/pʰaː˩˧.to˥/</span>)とも。仏教における中有(अन्तराभव antarābhava)のチベット語訳で、前世の死の瞬間(死有)から次の世に生を受ける刹那(生有)までの時期における幽体とでもいうべき存在。</ref>を乗り越え解脱する事が出来ず<ref>[[オウム]]ソング『さまよえるバルド』に、『バルドー越えて 歓喜の世界へ』との一節がある。{{archive|http://ppsi.web.fc2.com/songs/baldo.html|https://archive.ph/LfvMp|歌詞}}、[https://www.youtube.com/watch?v=8UvSfV0AWAg 音源]</ref>、生まれ変わった結果の転生体が福山紘基と言う説。宗教的にも自然な話であるが、「[[正大師]]として"解脱"した村井が"輪廻転生"する」という矛盾の存在が難点である。

*[[恒辞苑:た行#超越神力|超越神力]]説 - 志半ばで凶刃に斃れた村井が、死後自らの遺志を継ぐために超越神力で福山紘基を生み出したと言う説。「転生体説」における矛盾を解消するために唱えられた。超越神力を村井が使えるのかどうかという問題点<ref>一般的に麻原[[旧尊師]]<s>と唐澤[[現尊師]]</s>のみが使えるとされることが多い</ref>はあるものの、先述した旧尊師の言動を鑑みれば、一応オウムの教義とも矛盾していない<ref>オウムソング「超越神力」においても、「人は誰でも持っている」と歌詞にあり、その場合ならオウムで[[正大師]]まで登り詰め解脱を認定された村井が使えたとしてもおかしくないことになる</ref>。

また、福山は難関大学を現役合格し、文部科学大臣賞を受賞するほどの[[有能]]であったことから、村井同様に「カルト宗教に傾倒さえしなければ、犯罪者にならずに社会に貢献していただろう」と彼を惜しむ声が上がり、彼の殉教後にメインカラケーとなった[[マヨルカ島掲示板]]の雑談スレのタイトルには、村井を意識した文体で彼への追悼メッセージが入れられた<ref>{{archive|https://ensaimada.xyz/test/read.cgi/43044/1605447628/|https://archive.vn/BBxRS|マヨケー 雑談2【巨聖逝く-悲劇の天才科学者福山紘基】}}。</ref><br>